「コクリコ坂から」(2011年) | きまぐれWalker2

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気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを、「ゲド戦記」
次ぐデビュー2作目となる宮崎吾朗監督で映画化した長編アニ
メーション。1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若
者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方を
ノスタルジックに綴る。
 
1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。ここ
に暮らす16歳の少女・松崎海は、大学教授の母に代わってこの
下宿屋を切り盛りするしっかり者。 あわただしい朝でも船乗りの
父に教わった信号旗をあげることは欠かさない。 海が通う高校
では、歴史ある文化部部室の建物の取り壊しを巡って学生たち
による反対運動が起こていた。彼らの騒動に巻き込まれた海
は反対メンバーの一人、風間俊と出会い惹かれ合っていく…。
 
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監督初作品となった「ゲド戦記」で、不評を買った宮崎吾朗監督
すが、よく2作目をまかせたものです。それだけ、スタジオジブ
リの後継者不足問題は 深刻ということなんでしょう…。 興行的
にはこの年の邦画収入1位を記録したようですが、念ながら、
今回の作品も成功とはいかなかったようです。その理由はま
原作を知らない観客にとって、登場人物の背景が説明されない
ので全くストーリーが理解できないということ。
 
なにか置き去りにされて、放っておかれた印象になり、この映画
めり込めませんね… 特に、主人公の下宿にいる人たち
の名前や職業が分からず困りました。 また、海の母・花が何で
家に居ないのか…とかねぇ~!? ただ「ゲド戦記」よりは出来
が良かったみたいで、これからも映画カチンコを撮っていくのでしょう。
まあ宮崎駿氏ももう72歳ですから、「アリエッティ」の米林監督
と2人でこれからのジブリを盛り上げていって欲しいもので
 
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「コクリコ坂から」(2011年)
監督 宮崎吾朗
製作 星野康二、鈴木敏夫
企画 宮崎 駿
原作 高橋千鶴、佐山哲郎
脚本 宮崎 駿、丹羽圭子
出演 長澤まさみ (松崎 海)
    岡田准一  (風間 俊)
    竹下景子  (松崎 花)
    石田ゆり子 (北斗美樹) 
    風吹ジュン (松崎良子)
    内藤剛志  (小野寺善雄)
    風間俊介  (水沼史郎)
    大森南朋  (風間明雄)
    香川照之  (徳丸理事長)
 
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