![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/60/5c/j/o0500029014524288384.jpg?caw=800)
1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを、「ゲド戦記」に
次ぐデビュー2作目となる宮崎吾朗監督で映画化した長編アニ
メーション。1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若
者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方を
ノスタルジックに綴る。
1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。ここ
に暮らす16歳の少女・松崎海は、大学教授の母に代わってこの
下宿屋を切り盛りするしっかり者。 あわただしい朝でも船乗りの
父に教わった信号旗をあげることは欠かさない。 海が通う高校
では、歴史ある文化部部室の建物の取り壊しを巡って学生たち
による反対運動が起こっていた。彼らの騒動に巻き込まれた海
は反対メンバーの一人、風間俊と出会い惹かれ合っていく…。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/97/91/j/o0500027014524288388.jpg?caw=800)
監督初作品となった「ゲド戦記」で、不評を買った宮崎吾朗監督
ですが、よく2作目をまかせたものです。それだけ、スタジオジブ
リの後継者不足問題は 深刻ということなんでしょう…。 興行的
にはこの年の邦画収入1位を記録したようですが、残念ながら、
今回の作品も成功とはいかなかったようです。その理由はまず
原作を知らない観客にとって、登場人物の背景が説明されない
ので全くストーリーが理解できないということ。
なにか置き去りにされて、放っておかれた印象になり、この映画
にのめり込めませんね…
特に、主人公の下宿にいる人たち
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/324.gif)
の名前や職業が分からず困りました。 また、海の母・花が何で
家に居ないのか…とかねぇ~
ただ「ゲド戦記」よりは出来
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
が良かったみたいで、これからも映画
を撮っていくのでしょう。
![カチンコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/281.gif)
まあ、宮崎駿氏ももう72歳ですから、「アリエッティ」の米林監督
と2人でこれからのジブリを盛り上げていって欲しいものです
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/fc/01/j/o0500027014524288391.jpg?caw=800)
「コクリコ坂から」(2011年)
監督 宮崎吾朗
製作 星野康二、鈴木敏夫
企画 宮崎 駿
原作 高橋千鶴、佐山哲郎
脚本 宮崎 駿、丹羽圭子
音楽 手嶌 葵 『さよならの夏~コクリコ坂から~』
出演 長澤まさみ (松崎 海)
岡田准一 (風間 俊)
竹下景子 (松崎 花)
石田ゆり子 (北斗美樹)
風吹ジュン (松崎良子)
内藤剛志 (小野寺善雄)
風間俊介 (水沼史郎)
大森南朋 (風間明雄)
香川照之 (徳丸理事長)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/4f/04/j/o0500027014524288399.jpg?caw=800)