![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/7f/4b/j/o0450031514524287228.jpg?caw=800)
狂気の天才レクターを主役としたトマス・ハリスの同名ベストセ
ラーを映画化。 卓越した原作に気押される事なく、そのサスペ
ンスやムードを見事にフィルムに転化したJ・デミの演出も評価
されるが、やはり若き女性FBIに扮したJ・フォスターとレクター
役A・ホプキンスの存在感は他を圧倒する。 結果、この種のス
リラーとしては珍しく、アカデミー賞の作品・監督・主演女優・主
演男優賞といった主要部門を独占した。
若い女性の皮膚を剥ぎ落とし、その死体を川に流すという残忍
な連続猟奇殺人が発生した。犯人の仮称を冠し“バッファロー・
ビル事件”と呼ばれるこれを解決するため、FBI訓練生のクラリ
スは、クロフォード主任捜査官からある任務を課される。それは、
元は天才的な精神科医であり、 自分の患者を食したため現在
州立精神病院に措置入院させられている レクター博士を訪ね、
バッファロー・ビルの精神状態を解明させるというものだった…。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/be/b6/j/o0450030014524287233.jpg?caw=800)
1975年年公開の「カッコーの巣の上で」も相当な話題作であり、
問題作でしたが、この「羊たちの沈黙」は、まあ歴史を変えまし
たね
サイコ・スリラーであり、猟奇サスペンス…まさか そ
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
んな作品がアカデミー賞を取るなんて
時代は変われば、変
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
わるものです。 しかも、だたオスカーを取っただけではなく、 主
要5部門(作品、 監督、 主演男優、 主演女優、脚色)独占受賞
ですからねぇ~
これはしかし、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスとい
う類まれな才能が結集されたからに他ならないでしょう。ストー
リーの本筋であるべきバッファロー・ビルの皮剥ぎ事件がかす
んでしまうほどの、二人の会話シーンの テンションの高さには
目を見張るものがありました
また、演出やカメラワークの巧
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
みさも特筆ものです。因みに、オスカー主要5部門独占受賞は
前出の「カッコーの巣の上で」をも含めて3作目だそうです![得意げ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)
![得意げ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/b3/09/j/o0450030014524287243.jpg?caw=800)
「羊たちの沈黙」(1990年)
監督 ジョナサン・デミ
製作 エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン
原作 トマス・ハリス 『羊たちの沈黙』 (新潮文庫)
脚本 テッド・タリー
撮影 タク・フジモト
音楽 ハワード・ショア
出演 ジョディ・フォスター (クラリス・スターリング)
アンソニー・ホプキンス (ハンニバル・レクター)
スコット・グレン (ジャック・クロフォード主任捜査官)
テッド・レヴィン (バッファロー・ビル)
アンソニー・ヒールド (フレデリック・チルトン医師)
ケイシー・レモンズ (アーディリア・マップ)
ブルック・スミス (キャサリン・マーティン)
ダイアン・ベイカー (ルース・マーティン上院議員)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190806/14/unno1/c8/8e/j/o0450030014524287248.jpg?caw=800)