「羊たちの沈黙」(1990年) | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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狂気の天才レクターを主役としたトマス・ハリスの同名ベストセ
ラーを映画化。 卓越した原作に気押される事なく、そのサスペ
スやムードを見事にフルムに転化したJ・デミの演出も評価
れるが、やはり若き女性FBIに扮したJ・フォスターとレクター
A・ホプキンスの存在感は他を圧倒する。 結果、この種のス
リラーとしは珍しくアカデミー賞の作品・監督・主演女優・主
演男優賞とった主要部門を独占した。
 
若い女性の皮膚を剥ぎ落としその死体を川に流すという残忍
な連続猟奇殺人が発生した。犯人の仮称を冠し“バッファロー・
ビル事件”と呼ばれるこれを解決するため、FBI訓練生のクラリ
スは、クロフード主任捜査官からある任務を課される。それは、
元は天才的な精神科医であり、 自分の患者を食したため現在
州立精神病院に措置入院させられている レクター博士を訪ね、
ッファロー・ビルの精神状態を解明させるというものだった…
 
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1975年年公開の「カッコーの巣の上で」も相当な話題作であり、
問題作でしたが、この「羊たちの沈黙」は、まあ歴史を変えまし
たね!? サイコ・スリラーであり、猟奇サスペンス…まさか 
んな作品がアカデミー賞を取るなんて!! 時代は変われば
わるものです。 しかも、だたオスカーを取っただけではなく、 主
要5部門(作品、 監督、 主演男優、 主演女優、脚色)独占受賞
ですからねぇ~
 
これはしかしジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスとい
う類まれな才能が結集されたからに他ならないでしう。ストー
リーの本筋であるべきバッファロー・ビルの皮剥ぎ事件がかす
んでしまうほどの、二人の会話シーンの テンションの高さには
目を見張るものがありましたビックリマーク また演出やカメラワークの巧
みさも特筆ものです。因みに、オスカー主要5部門独占受賞は
前出の「カッコーの巣の上で」をも含めて3作目だそうです得意げ
 
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「羊たちの沈黙」(1990年)
監督 ジョナサン・デミ
製作 エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン
原作 トマス・ハリス 『羊たちの沈黙』 (新潮文庫)
脚本 テッド・タリー
撮影 タク・フジモト
音楽 ハワード・ショア
出演 ジョディ・フォスター    (クラリス・スターリング)
    アンソニー・ホプキンス (ハンニバル・レクター)
    スコット・グレン      (ジャック・クロフォード主任捜査官)
    テッド・レヴィン      (バッファロー・ビル)
    アンソニー・ヒールド    (フレデリック・チルトン医師)
    ケイシー・レモンズ    (アーディリア・マップ)
    ブルック・スミス     (キャサリン・マーティン)
    ダイアン・ベイカー    (ルース・マーティン上院議員)
 
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