「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー監督が放つ、米人気コミックの映画化。遺伝子の突然変異により超人的パワーを持つミュータントX-MEN。人類に疎まれながらも、 人間たちのために闘うX-MENの活躍を描く。出演はヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート、イアン・マッケラン、ハル・ベリー他。
人間が急激な進化の過程に入った近未来。突然変異の集団であるミュータントは、周囲から理由のない迫害をうけていた。磁力を操る能力を持ち優れた科学者でもあるエリック・レーンシャーは不寛容な社会への怒りから不満分子と共に世界へ復讐しようとする。親友のテレパシー能力者のチャールズ・エグゼビア教授は、才能に恵まれ正義の心を持った子供たちを育て「X-MEN」を結成。その頃、超合金の骨格を備えた放浪者ローガンは、心に傷を負った少女マリーに出会う…。
この一作目の衝撃度と 映像美は飛び抜けて印象的でしたねぇ 今までのヒーローもの(スーパマンやスパイダーマン)には無い世界観と、ミュータントという異端者の苦悩などの要素が、物語の深みを感じさせてくれました。日本のヒーローものでいうと…今ちょうど実写化ドラマをやってる『妖怪人間ベム』かな~
冗談はさて置き、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンは、すっかり当り役となりましたね。同じ頃には「ヴァン・ヘルシング」(=吸血鬼ハンター)の役も演じてましたが、 続編の話も聞かないし、 こちらのウルヴァリンの方が本人も気に入っているんでしょうかねそれと今更ながら、冒頭のシーンが「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」と同じなのが感慨深いです。
「X-MEN」(2000年)
監督 ブライアン・シンガー
製作 ローレン・シュラー・ドナー、リチャード・ドナー 他
原作 スタン・リー
原案 トム・デサント、ブライアン・シンガー
脚本 デヴィッド・ヘイター
音楽 マイケル・ケイメン
出演 ヒュー・ジャックマン (ローガン/ウルヴァリン)
パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア)
ファムケ・ヤンセン (ジーン・グレイ/フェニックス)
ハル・ベリー (オロロ・マンロー/ストーム)
ジェームズ・マースデン (サイクロップス)
アンナ・パキン (ローグ)
ショーン・アシュモア (アイスマン)
タイラー・メイン (セイバートゥース)
レイ・パーク (トード)
ブルース・デイヴィソン (ケリー上院議員)
イアン・マッケラン (エリック・レーンシャー)
レベッカ・ローミン=ステイモス(ミスティーク)