遺伝子の突然変異により超人的パワーに目覚めたミュータントたちの葛藤と活躍を描いたX-MENシリーズ。本作はこれまで語られることのなかったプロフェッサーXと宿敵マグニートーの若き日にスポットを当て、X-MEN誕生にまつわる知られざる物語を描き出すSFアクション大作。主演は、「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイと「イングロリアス・バスターズ」のマイケル・ファスベンダー。監督は、「キック・アス」「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。
ソ連との冷戦が続く1960年代のアメリカ。後にX-MENを設立する青年チャールズ・エグゼビアは、強力なテレパシー能力を持つミュータント。彼は自分と同じように超人的な能力を持つ者が次々と出現していることに気づく。そんな中、幼い頃に母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリック・レーンシャーと出会う。彼もまた磁力を操り、 金属を意のままに動かすことができるミュータントだった。そんな2人の前に、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を利用し、世界征服を企む男セバスチャンが立ちはだかる。
「バットマン ビギンズ」「ハンニバル ライジング」「猿の惑星創世記」「ターミネーター4」と同じような“時を遡っていく系”の続編・X-MEN版。これを観れば、X-MEN誕生の秘密がバッチリ分かるというものです。主役の2人は “プロフェッサーX” ことチャールズ・エグゼビアと、“マグニートー” ことエリック・レーンシャー。
しかし、生い立ちが違うと、人間こうも違ってきちゃうのかね片や、ナチをはじめ狂気の科学者など、悪者にいいように操られた結果、復讐の鬼と化し。こなた、有り余る程の金持ちがゆえ、高学位を手にし、有名大学教授まで上り詰め、 FBIと手を組みミュータント組織を作り上げる…。
それと、こういう悪役には無くてならないケヴィン・ベーコンと “氷の女” エマ・フロスト役のジャニュアリー・ジョーンズの悪役2人が魅力的なのが効いていますね。この調子で「X-MEN」「X-MEN2」と “X-MEN 祭りいっちゃおう”。しっかし、何故ウルヴァリンだけ年をとらないんだろう
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011年)
監督 マシュー・ヴォーン
監督 マシュー・ヴォーン
製作 サイモン・キンバーグ、ブライアン・シンガー 他
原案 ブライアン・シンガー、シェルドン・ターナー
脚本 アシュリー・ミラー、マシュー・ヴォーン 他
音楽 ヘンリー・ジャックマン
出演 ジェームズ・マカヴォイ (チャールズ・エグゼビア)
マイケル・ファスベンダー (エリック・レーンシャ)
ジェニファー・ローレンス (ミスティーク)
ニコラ・ホルト (ビースト)
ゾーイ・クラヴィッツ (エンジェル)
ルーカス・ティル (ハボック)
エディ・ガテギ (ダーウィン)
ローズ・バーン (モイラ・マクタガート)
ジャニュアリー・ジョーンズ(ホワイト・クイーン)
ケヴィン・ベーコン (セバスチャン・ショウ)