東野圭吾ミステリー「赤い指」 ~“新参者”加賀恭一郎再び! | きまぐれWalker2

きまぐれWalker2

2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

イメージ 1
 
2010年4~6月に連続ドラマが放送され 平均視聴率15.2%を記録した東野圭吾原作のドラマ「新参者」の2年前の事件をスペシャルドラマ化。主人公・加賀恭一郎役の阿部寛をはじめ黒木メイサ、溝端淳平ら主要キャストが「新参者」と同じ役を演じた。また今作のキーマンとなる加賀の父・隆正役に山崎努が特別出演。

加賀が人形町に赴任する2年前、夫婦と息子、夫の老母が住む前原家の庭に、少女の遺体が横たわっていた…。オフィスにいた前原昭夫の元に、妻の八重子から電話が入る。同居している義母を踈み、夫をなじり続ける八重子。学校で苛められ、家庭内暴力に走る一人息子・直巳。自宅に帰った前原は、 庭に投げ出された少女の死体を目撃すると…。
 
イメージ 2
 
お正月の特番がひしめく中、視聴率15.4%を記録。これは正月のドラマ視聴率では、TV朝日の「相棒Season9 元旦スペシャル」に次いで2番目だったとか? やっぱり「相棒」は強いんですね。それはそうと、今回の加賀恭一郎は「新参者」以上に出来は良かった♪

「新参者」では無理やり連ドラの尺(10時間)に
内容を薄めて希釈したみたいな感があったけど、これは2時間半ジャスト単行本1冊のサイズで加賀の事件や被害者、加害者に至るまでの真摯で誠実で真面目な対応が、共感を呼びますね!

父・隆正役の山崎勉の存在感!杉本哲太の嫁や子供に頭が上がらない加害者の父親役(実生活でも神津はずきの旦那で嫁の両親・神津善行、中村メイコに頭上がらなそう…(^^;)それに何より、加害者母・西田尚美の狂気を孕んだ演技が素晴らしかったです!
 
イメージ 3
 
他局のドラマ(特にフジの「さらばジェネラル!」)には、爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいですな…(>_<)

東野圭吾ミステリー「赤い指」 ~“新参者”加賀恭一郎再び!(2011年1月3日)
脚本 櫻井武晴、牧野圭祐
原作 東野圭吾 『赤い指』(講談社文庫)
演出 土井裕泰
製作 伊與田英徳
企画 那須田淳
音楽 山下達郎 『街物語(まちものがたり)』
出演 阿部 寛  (加賀恭一郎)
   溝端淳平  (松宮脩平)
   黒木メイサ (青山亜美)
   杉本哲太  (前原昭夫)
   西田尚美  (前原八重子)
   富田靖子  (田島春美)
   松重 豊  (小林主任)
   児嶋一哉  (佐藤刑事)
   佐々木すみ江(前原政恵)
   田中麗奈  (金森登紀子)
   山崎 努  (加賀隆正)
 
イメージ 4