「つぐない」(2007年) | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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英国を代表する作家の一人、イアン・マキューアンの傑作
『贖罪』を、「プライドと偏見」のジョー・ライト監督、キーラ・
ナイトレイ主演で映画化した、衝撃と感動の大河ロマンス。
小説家を夢見る多感な13歳の少女が、無垢なるがゆえに
犯した一つの過ちによって、引き裂かれてしまった一組の
男女が辿る過酷な運命の行方と、 少女の贖罪の人生を
描く。共演は「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ。

1935年、夏のイングランド。政府官僚ジャック・タリスの屋
敷では、小説家を夢見る末娘のブライオニーが帰省する
兄のため自作の劇を準備していた。一方、大学卒業後の
身の振り方が定まらず、鬱屈した日々の姉セシーリアは、
ある出来事をきっかけに使用人の息子ロビーへの愛を自
覚する。ところが、ロビーにほのかな想いを抱いていたブ
ライオニーは、姉とロビーの関係を誤解してしまい…。
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以前、同じ監督、同じキーラの主演の「プライドと偏見」を
観たときに、完全にゴッチャになっちゃって、“何かとんで
もないことが起きる!”と思っていたら、単純なラブストー
リーで拍子抜けしましたが、これは本当に起こりました^^;
冒頭から、あの、タイプライターの音をフィーチャーした音
楽が不安を募らせます…。

ブライオニー(13歳)を演じたシアーシャ・ローナンは、そば
かす顔で、神経質(良く言うと、繊細)な感じで、ピッタリな
役でしたね! それにキーラは、今で言う完全な“ツンデレ
系” みんなでいる時は ツンツンしてるので、まさかロビー
のことをあれだけ思っているとは、13歳には分かるまい!
変な手紙も見ちゃったしねぇ~^^;
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せめて、最後には一緒になれたのか…と思ったら、それ
はブライオニーの創作(妄想)だったというラストは、なか
なか秀逸でしたけどね…。

「つぐない」(2007年)
監督 ジョー・ライト
製作 ティム・ビーヴァン、エリック・フォルナー 他
脚本 クリストファー・ハンプトン
原作 イアン・マキューアン 『贖罪』 (新潮社)
出演 キーラ・ナイトレイ       (セシーリア・タリス)
    ジェームズ・マカヴォイ   (ロビー・ターナー)
    シアーシャ・ローナン     (ブライオニー・タリス:13歳)
    ロモーラ・ガモイ        (ブライオニー・タリス:18歳)
    ヴァネッサ・レッドグレーヴ  (ブライオニー・タリス:老年)
    ブレンダ・ブレシン       (グレイス・ターナー)
    パトリック・ケネディ      (リーオン・タリス)
    ベネディクト・カンバーバッチ(ポール・マーシャル)
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