1日遅れでやはりビデオ録画しておいた「のだめカンタービレ」(フジテレビ系列)の最終回を見ました。
原作は、1800万部売れている同名の漫画で、音楽大学を舞台に、才肌の女子学生が音楽道を突き進むドタバタコメディなのですが劇中で使われた“ベト7”と呼ばれるベートーベン交響曲第7番が流行したり、ドラマで演奏された全曲を収めたCDも売れているそうです。(「のだめオーケストラLIVE!」というタイトルで30万枚のセールス!)また、“のだめちゃん”(音大生など音楽で生計を立てようという若者)という言葉が生まれたように、クラシック音楽界全体が注目されました。
それにしても、伊武雅刀、西村雅彦、竹中直人といった個性派陣は存在がほとんど漫画そのもの、主役の“のだめ”を演じる上野樹里も、その天然っぷりを遺憾なく発揮しています。そう言えば、上野樹里と竹中は「スィング・ガールズ」でもいい味を出していましたっけねぇ。
最終回も笑わせて、そして泣かせてくれました。のだめと千秋の抱擁シーンも、宮崎美子・岩松了など“のだめファミリー”も良かった!そして、最後のサントリーホールでの“ベト7”のエンディング。ハッピーエンドで、みんながハッピーになったドラマでした。余談ですが、次の月9「東京タワー」はどうなんでしょうかね?
月9ドラマ「のだめカンタービレ」(2006年10月16日-12月25日)
原作 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社)
演出 武内英樹
出演 上野樹里 (野田 恵)
玉木 宏 (千秋真一)
瑛太 (峰龍太郎)
水川あさみ(三木清良)
小出恵介 (奥山真澄)
白石美帆 (江藤かおり)
豊原功輔 (江藤耕造)
伊武雅刀 (峰 龍見)
西村雅彦 (谷岡 肇)
竹中直人 (フランツ・シュトレーゼマン)