木次の桜 | 雲南市創作市民演劇

雲南市創作市民演劇

主催/雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会

本番まであと4日。

差し迫ってきましたが、木次にはもう一つ報せが来ています。

それは・・・

 

桜前線

(撮影:徳島義孝)

※過去の写真です。今はまだそんなに咲いてません。

 

木次の桜は「斐伊川堤防桜並木」として日本さくら名所100選にも選ばれているほどの桜の咲き誇る場所。

どうやら今週末が見ごろとなりそうです。

 

ということで、桜を撮りにでてみると・・・

すぐにでも咲きそうなくらい色付いたつぼみがいっぱい!

これで今週中暖かい日が続けば、かなりの桜になりそうです!

 

ちなみに、今回公演のチェリヴァホール。

また、木次町の花木である「桜」と八俣大蛇伝説の舞台となった悠久の「斐伊川」の清らかな流れから、愛称を「チェリヴァ(cherry-river)ホール」と名付けられました。チェリヴァホールホームページより引用)

皆さんご存知でしたか?

 

また、この木次では「さくら染め」という伝統手法もあります。

この方法で染められたハンカチ、ストール、ショールといった布製品は、柔らかくきれいな桜色に染まります。

実は以前、異伝ヤマタノオロチでも使用させていただいたことがあるんです!

照明の加減で若干色が変わってますが・・・。綺麗な桜色なんですよ。

 

ここ雲南市には木の花工房さんという「さくら染め」を行っている所があります。
では、そもそもさくら染めとは何なのか?
桜の枝や根などから染料を抽出し、染めていく技法です。
そして面白いのは桜の種類、小枝、樹皮、芯、採取時期ですべて色が異なるそうです。
どんなに合わせようと思っても、全く同じ色を作り出すのが困難だというのがうかがえますね。
このわずかな色の違いが、僕達にまた違った個性を与えてくれていると思います。
また、桜の色というと、皆ほんのりピンク色を思い浮かべると思うのですが、実際はベージュや茶色の色素が多く、ピンク色を引き出すために熟成を重ねるのだとか。
大変な手間隙がかかった、こだわりのある作品なのだと感じます。

ところで、桜の枝って切って良いの?という素朴な疑問がありました。
そこで調べてみると、木次の桜には桜守さんがいらっしゃって、しっかり管理されているそうです。その中でなされる桜の剪定は、桜の育成に非常に大切な作業だという事でした。

 

なお、このさくら染めは体験もできるとのこと。興味のある方はぜひ!

(さくら染め体験「木の花工房」お問い合わせ:0854-47-7087)

 

 

舞台も桜も楽しめそうな今週末。

どうぞ、木次町へお出掛けください!(晴れてね!・笑)

 

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『水底平家~みなそこへいけ~』

雲南市木次経済文化会館チェリヴァホール

平成30年3月31日 14:00~/19:00~

平成30年4月1日 14:00~

チケットのお求めはこちら↓

http://www.cheriver.com/event/3796