本日も本番直前の出演者インタビューをお届け!
といいますか、もう前日なんですね。早いなぁ。
さて、今回お話をうかがった二人は、元町長の榊原と現町長の高橋という役で多く舞台上で関わります。
舞台上の様子はどんな感じなんでしょうか…!
-市民劇に参加したきっかけ

宍道(以下、宍)「もともと亀尾さんの作る舞台が好きで、参加を決めました。KOMACHI(2016年)が初参加で、それまでも個人で舞台はやっていたのですがブランクもあり不安だったんです。ただ、参加した時に亀尾さんから『好き勝手やっていい』と言われたので、本当に好き勝手させてもらいました!そこでまた舞台の面白さにハマっていき、もう来なくていいよと言われるまで参加しようと思っています。(笑)」
曽田(以下、曽)「僕は高校で亀尾先生と一緒に舞台を作ることがあり、東京での舞台にも関わらせてもらいました。その時に、他の演出家の皆さんの作品にも刺激を受けまして、もっと演劇にかかわりたいと思って参加させてもらいました。」

-市民劇に参加してみて
曽「みんなプロじゃないのに上手いんですよ。その上手さも、プロではないからこそ面白いところもあるように感じていて。」
宍「普通のおじさん、おばさんもいっぱいいるもんね。」
曽「はい。僕は高校演劇しか知らないんですが、こういう劇もあるんだなぁと実感しています。いろんな人と関われるのも楽しいですね。」
宍「全く同じ気持ちなんですよね。自分も。役者さんがしのぎを削って上を目指す、という世界ではなく、市民の皆さんがそれぞれの良さを出しながら舞台を作る。そうした中で作品としての面白さが出てくるという、今まで触れたことのない世界だったので、そこに面白さというか、魅力を感じますね。」
曽「ほんとにそのままですよね。宍道さんが演じる榊原さんは、すごくおちゃらけた人だと感じるんですが、それが普段も同じように感じるんですよ。」

宍「おちゃらけてる?(笑)」
曽「話していて楽しいです(笑)」
宍「否定はしないと(笑)」
曽「はい。(笑)なので、普段の関係性がそのまま舞台でも表現できるというのがすごく面白いんですよね。話しやすくて、相談しやすくて。聞きたいことがあればすぐ話に行ける。それが来場者の皆さんにも伝わると良いなと思っています。」
宍「僕は史実を少し読んだんですよね。榊原さんと高橋さんの二人の関係性とかも。その読んだ本のイメージだと、仕事の出来る人というのは伝わってきたんですがそれ以上が無かったんです。そこに曽田さんの演技が重なって“仕事優先だけど熱い所のある、人間味あふれる人”という高橋像が見えてくるんですよね。こういった融合がまた面白くて、舞台上でもいろいろ絡んでいます。高橋町長の魅せ場だと思っているシーンがありますが、そこは曽田さんでないと出来ない雰囲気のシーンになっていると思います。必見です!」
曽「推しますね。(笑)」

-お客さんへのメッセージ
宍「これまでの市民劇は、観た方が感じる思いというのは多少の差はあっても同じような感情を持って帰っていただけたのではないかと思っています。ただ、今回は違います。木次線というテーマもあり、劇の印象とその人の過ごす日常の印象が合わさって、その人しか感じられない何かを持って帰っていただけると思います。楽しみにしてください!」
曽「初めて市民劇に参加させてもらいましたが、舞台に立っている自分たちもほんとに皆楽しんでいます。自分たちが楽しんでいる雰囲気を感じてもらい、来場される皆さんにも楽しんで帰ってもらえるように頑張ります!」
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ありがとうございました!
さぁいよいよ本番。
明日は朝9時に直前・当日券情報と、グッズ販売情報をお届けします!