お魚をゲットしたアカガシラサギを偶然撮影 | 小さな動物病院の老獣医の時々ブログ

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宝塚市にある動物病院で仕事の殆どは次世代に引き継ぎ、応援が必要な時だけ参加するという形で継続中。余剰時間はカメラを担いで野鳥観察や自然観察に興じています。所属する野鳥の会の会報誌や作品展への撮影画像の投稿も楽しみの一つです。

撮影日2024年7月6日

  午前中、県をまたいで鳥さんを探しにいくも既に抜けていたので、午後からは鳥友さんに教えてもらったアカガシラサギを撮りに行くことに。この池にはベーシックな鳥さんから珍しい鳥さんまで何度もお世話になっているお気に入りの場所です。

 到着は13時半。アカガシラサギは池の真ん中の島の藪の中でお休み中、姿は見えません。しばらくすると出てきてくれて、羽繕いや池の中で獲物を狙うポースをしてくれいたのですが、この場所は昼からは逆光に移行中。しかもフェンスの間からの撮影で撮影ストレスマックスの場所。炎天下、高湿度、猛暑日と老体には過酷な条件での撮影になります。この様な気候の中では、ご近所迷惑な騒音が気に入りませんが、そろそろ空気ベストも考える時期かも。こんな中、2メートル長のフェンスを軽々とよじ登り、カメラ片手に身を乗り出して撮影している強者が2人もいたのにはビックリ。

 光の状態がもう一つで、今日の保険として、気乗りしないシャッターを押し続けていると、都合よく、池の真ん中に飛び出してくれたので、早速移動。この場所は順光側なので、ストレスフリーで撮影出来ました。こちら側へ来ても直ぐにハスの繁みに隠れてしまったので、再登場を待ちます。

 小一時間で飛び出し、水草が生い茂る池の真ん中付近へ勢いよく着水、翼はバタバタ、頭は水面下。何をしているのか?アカガシラサギが水草の上に仁王立ちになった時に、その理由が分りました。大きな魚を得意そうにくわえて我々に見せてくれました。漁をしていたんですね。本日の一番のお気に入りの1枚となりました。その後、対岸のハスの場所へ移動したので、潮時と考えて撤収しました。時計の針を見ると16時半。車の走行距離300km超。