小さな黒い塊は、やって来たその日から私の生活を一変させた。
それから14年、ずっと私に『愛』を教え続けてくれた。
愛するってこういうことだよ。
見返りを求めない愛、まっすぐにまっすぐに。
あんなに偉大に相手を愛せるなんて、神様か天使か、そんな存在に近い命だったんだろうなぁと今は思う。
暖かい毛並みに触れて、小さな命を守ってあげなきゃ、ってそう思ってた私だったけど、
実は守ってくれていたのはごえもんの方だったね。
君というやつは。
ごえもんが居なかったらどんな生活だったんだろう。
私の人生をなんて彩り豊かなものにしてくれたんだろう。
ごえもん。
今日で1年が経ちました。