前々記事続き の続き^^;


①断乳、治療再開。

②10万円払って1年延長、授乳を続ける。1年後、治療再開(?)。

③破棄を選択、授乳を続ける。いつかは治療再開(?)。

④転院(できるかどうかは未調査)して凍結、授乳を続ける。



と、いうことで①の選択肢については「断乳はまだ早い」という結論が出たわけだけど、

もう一つ考えるべきは、

「不妊治療を再開する」事に対してのモチベーションが、今の私はかなり低いということ。


以前記事にした けれど、私は一人っ子でも、兄弟がいても、どちらでもいいと思っている。

聞くところによると、昔は筋肉注射だったホルモン投与は、

現在は皮膚に貼るシールになっているクリニックもあり、身体的負担は少し軽くなっているもよう。

とはいえ、えいやっ!と気合を入れなければけっこうシンドイのが不妊治療だと思う。

ましてや自分が「二人目欲しい」と強く思っていない場合、精神的に辛いかなぁ。。。と予想する。

その欲求があれば、答えは明確で今こんなに悩んでないだろうな^^;

TAROのときも自問自答しながらの治療だったし(--)。

といいながらも、

家族計画は自分だけのものではなく、ダンナちゃんと考えをすり合わせながら進めていきたいし、

兄弟がいたら楽しいかな、という気持ちももちろんある^^。

そんな感じでユラユラしている自分がいて(笑)、うまく上昇気流に乗れず、低空飛行なのである。

②③の選択肢に(?)マークがあるのも、先延ばししたところでモチベーションをあげられるか

今はまだなんとも分からないから。


しかし、日一日と私は齢を重ねていく。

若いほうがいろいろと有利なのも承知している。

だから悩む。


そしてもちろん、移植の確率は100%ではない。

残っているのは移植1回分。

グレードの良いものから移植していった残りなので、評価はあまりよくない。

(グレードは妊娠とは関係ないとは言いますが)

その1回がダメだったら、乳はやれねーし、もう卵はないしで、なんか散々w。



まだ月経は再開していない。

帝王切開だったけど1年開けたら大丈夫なのかな?

個人的にはVBACにとても興味あるのだけど(これはまた別の機会に)。

そのへんのこともクリニックに確認しておかねば。



②10万円払って1年延長、授乳を続ける。1年後、治療再開(?)。については、

 (・・・ってやっと、2番目の選択肢^^;どんだけ悩むんだ、自分(笑))


正直、切り詰めれば払えない額ではない。10万円くらいの貯金はあるw。

ただ、「母乳をやりたいがために」払わなくてもいいかもしれない10万円を払うのか?

それだけの価値が母乳にあるのか?

そこまでして母乳にこだわらなくてもいいのではないか?

という点について悩む。


「母乳にだんだん栄養はなくなる」とか「水みたいになるからあげても意味がない」とか

最近でもたまに耳にする母乳についての変な情報。

飲ませ続けているかぎり、母乳の成分はほぼ変わらないし、

その母親のその子供に最適な、月齢に応じた唯一無二のすばらしい飲み物がオッパイなのだ。


いつも読ませてもらっているブログでお勉強させてもらったのだが、

免疫に関しては月齢とともに減っていくのは事実なようで、(それを曲解したのが上の情報かな?)

しかし、減るとはいえ血液中よりも何倍も多く、感染予防に十分に必要な量は含まれているらしい。

(白血球でいえば、初乳は100倍、6ヶ月後は10倍)

そして、1才から増えてくる免疫物質もあるとのこと。

細菌の細胞壁を破壊する働きを持つ「リゾチーム」という物質がそれだそうで、

長く授乳することは免疫学的にも意味があるという。


他にも母乳のいいところはたくさんあるけれど、「心の栄養」もあると思う^^。

これは子供に対してだけではなく、母親にとっても。

(実際、脳からは癒しホルモン も出るしね^^)

11ヶ月授乳し続けて、本当にそう感じる。体で感じる。


とはいえ、育児=母乳ではない。

母乳がなくたって、十分に子供との絆は作れる。

おっぱいの先生に今回のことを相談したら、

「産みなさい!すぐに」とバッサリ。
(いや、まだ妊娠できるか分からないんですが・・・^^;)
母乳育児を薦めている先生の、そっちの方が大事でしょ。という明確な態度に
ここまでオッパイに執着しなくてもいいのかな、とも思う。


前に病気をしたとき も「なぜここまで自分はこだわるんだろう」と考えた。

先日、育児相談があったので保健師さんにも相談してみた。

話しをしながら、ふいに涙がポロポロ出た。


たぶん、まだ、やめたくないんだな。私が。


断乳も「母と子が納得いくまで飲ませてから。」とあった。

保健師さんと話しながら、自分がまだ不満足であることが見えてきた。

もしかしたらTAROは1歳で辞めることができるかもしれない。


でも辞められないのは私、らしい。


妊娠、出産が人の手を借りた私にとって、せめてオッパイだけは自分で、という気持ちがある。

体外受精や帝王切開を悔やんでいるわけではない。

それもなかなか経験できないことだし、TAROに会うために必要な道だったから。

でもどこかにある、自然への憧れ。

やりきって達成感を得たいんだな、きっと。

その達成感があれば、その後もぶち当たる育児の壁に立ち向かっていける気がしているんだな、きっと。

だから、こんなに乳狂っているんだな、私は。


・・・と、いうことで、

断乳は早い・長く授乳するメリットはある・まだやめたくない、ことから

「授乳を継続」する方向で決断していくと思う。

④の転院は、現実的ではないし、最終手段ということでスルー。

となると、②と③の一騎打ちだ。


③破棄を選択、授乳を続ける。いつかは治療再開(?)。について考えてみる。


破棄については、この問題を悩み出した頃は考えもしなかった。

苦労して生まれた大切な大切な卵。

「こんなかわいい命に成長する可能性があるのに破棄なんて考えられません。
願わくば全員無事出産できるならしたいです。」
と、いただいたメッセージにもあった(ありがとうございます)。

その気持ちもとってもよく分かる。

まだ治療を再開できない場合、とりあえず毎年更新する人がほとんどだろう。

捨てる、という決断はなかなか出来ないのではと思う。

クリニックの期限が3年と決まっているのも、期限を超えたら金額が跳ね上がるのも、

スペース的な問題以外に”背中を押す”意味もあるのかもしれない。


しかし、いろいろ悩みあぐねているうちに、”破棄”も選択肢としてアリなのかもと思うように。

どこからをイノチと捉えるか。

あくまで私個人の”生”の受け止め方として、

受精卵としての命はあるけれど、そこにはまだ は宿っていないと思うから。。。

とはいえ、20代の頃の卵ちゃんだから、改めて採卵するよりプリプリなのは確か^^。

もし破棄後、治療再開して、思うようにいかなかったとき後悔する気もする。

だれかに「勝手だね」と耳元で囁かれる気もする。

だから、③は選びきれないだろうな、自分。


っつーことは、消去法で


②10万円払って1年延長、授乳を続ける。1年後、治療再開(?)。


に決定!!・・・かな?一応。

10万円の母乳、心して飲んでくれ、TARO(笑)。

8月、凍結終了の通知がきたら、クリニックに出向いて院長と面談。

そのときまでに、この選択肢を柱にもう少し悩んでみることにする。


こうして書くことで、気持ちも整理できた。

私の悩みに付き合って一緒に考えてくださった皆さん、どうもありがとうございます。

メッセージ、とてもうれしかったです。

長文を読んでくださった方、ありがとうございました。



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