運行管理者試験センターから公表されている内容について
後半の続きです。
「(1) 貨物自動車運送事業法 8問」と 「(5) その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7問」をあわせて15問
30問の内15問はこの分野からの出題です。
再度、引用します。
合格基準(貨物)
出 題 分 野 出 題 数
(1) 貨物自動車運送事業法 8
(2) 道路運送車両法 4
(3) 道路交通法 5
(4) 労働基準法 6
(5) 必要な実務上の知識及び能力 7
合 計 30
この出題数から何がわかるでしょうか。
あなたも一緒に考えてみてください。
それでは私の見方です。
冒頭で指摘したことです。
出題数の多い順に並べるとこうなります。
(1) 貨物自動車運送事業法 8
(5) 必要な実務上の知識及び能力 7
(4) 労働基準法 6
(3) 道路交通法 5
(2) 道路運送車両法 4
(1) 貨物自動車運送事業法 8問 + (5) 必要な実務上の知識及び能力 7問 =15問
50%です。
Aグループとします。
(4) 労働基準法 6問 + (3) 道路交通法 5問 + (2) 道路運送車両法 4 =15問
50%。
Bグループとします。
出題される分野を2つのグループに分けます。
そうすると見えてくることは
Aグループは運行管理者を業務を規定している法律とそれを具体的にどうやって実行していくかです。
運行管理者そのものに関わる分野です。
Bグループは運行管理者の業務を実施する上で必要な法律です。
あなたもなんとなくわかってくれましたか。
Aグループは狭く深く
Bグループは広く浅く→狭く浅く
です。
簡単に言うと
Aグループは難しい問題が出題されます。
Bグループは難しい問題は出題されません。
特に、半分以上の勉強時間を(1)と(5)に当てる。
また、(1)と(5)をセットで勉強をすることが必要です。
そしてBグループの関連した法律は広く浅くではなく→狭く浅くですから、点数が取りやすい科目です。
結論から言いますと、Bグループの分野で点数を稼ぎ、できればAグループの分野で点数を上乗せすることが大事です。
ですから、不合格になる人はBグループの分野で点数を稼げず、Aグループの分野で点数を上乗せできずに失敗するケースが多い。
合格した人はこうやって点数を稼いでいます。
18問正解のボーダーラインは簡単に突破してます。
以上が、試験の仕組みからわかることです。
こう考えると気持ちが楽になりませんか。
Bグループの
道路車両法、道路交通法は運転免許を持っている人にはやさしい分野です。
基本的なことしか出題されません。
満点を目指すことが可能です。
また、労働基準法は会社に勤めている社員であれば身近な法律です。
ただし、労働基準法の定形問題はあなたにとって初めてです。
この定形問題は知らないと正解できませんが、一度理解するとほぼ100%正解できます。
これも満点を目指すことが可能です。
Aグループは初めて学ぶ分野です。
はじめは問題文を読んでもさっぱりわからなくて当たり前です。
この分野は時間がかかる分野です。
心して取り掛からないと痛い目にあいます。
じっくりやりましょう。
なんとなく試験の仕組みが理解できましたか。
試験まで、あなたの貴重な時間は限られています。
くれぐれも時間をムダにしないことを心がけてください。
はじめに出題される分野をイメージして、具体的に出題される問題を予想してください。
イメージも予想もせずに、出題されない分野に時間を費やし、一生懸命、無駄なことをしている人がいます。
あなたはこんなことをしてはいけません。
やるべきこととやらないことを明確にした上で勉強に取り掛かりましょう。
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