問2-2、26年度2回試験、運行管理者の講習、寺子屋塾運行管理者 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

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26年度二回、試験問題解答解説

問題文を見てみましょう

問2一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)が、国土交通省令の定めにより、運行管理者に受けさせなければならない講習に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

設問文を確認しましょう

2.事業者は、次の①または、②の場合には、当該事故又は当該処分(当該事故に起因する処分を除く。以下「事故等」という。)に係る営業所に属する運行管理者に、事故等があった日の属する年度及び翌年度(やむをえない理由がある場合にあっては、当該年度の翌年度及び翌々年度、国土交通省令の規定により既に当該年度に基礎講習又は一般講習をを受講させ場合にあっては、翌年度)に基礎講習又は一般講習を受講させなければならない。

①死者若しくは重傷者(法令に定める傷害を受けた者)を生じた事故(以下「事故」という。)を引き起こした場合

②貨物自動車運送事業法第33条 (許可の取消等の規定による処分(輸送の安全に係るものに限る。)以下「処分」の原因となった違反行為をした場合。

条文を見てみましょう。

貨物自動車運送事業輸送安全規則

(運行管理者の講習)
第二十三条  一般貨物自動車運送事業者等は、国土交通大臣が告示で定めるところにより、次に掲げる運行管理者に国土交通大臣が告示で定める講習であって次項において準用する第十二条の二及び第十二条の三の規定により国土交通大臣の認定を受けたものを受けさせなければならない。

一  死者若しくは重傷者(自動車損害賠償保障法施行令第五条第二号 又は第三号 に掲げる傷害を受けた者をいう。)が生じた事故を引き起こした事業用自動車の運行を管理する営業所又は法第三十三条 (法第三十五条第六項 において準用する場合を含む。)の規定による処分(輸送の安全に係るものに限る。)の原因となった違反行為が行われた営業所において選任している者

二  運行管理者として新たに選任した者

三  最後に国土交通大臣が認定する講習を受講した日の属する年度の翌年度の末日を経過した者


少し詳しくなりますが関係法令を抜粋します。

ここからは目を通すだけでいいです。
こういう法令があったぐらいでいいですので読み飛ばしてください。

貨物自動車運送事業輸送安全規則第十八条第三項、第二十三条第一項、第二十四条第一項及び第三十一条第二項の運行の管理に関する講習の種類等を定める告示
国土交通省告示第四百五十五号 平成二十四年四月十三日公


(基礎講習又は一般講習)
第四条 一般貨物自動車運送事業者等は、新たに選任した運行管理者に、選任届出をした日の属する年度(やむを得ない理由がある場合にあっては、当該年度の翌年度)に基礎講習又は一般講習(基礎講習を受講していない当該運行管理者にあっては、基礎講習)を受講させなければならない。

2 一般貨物自動車運送事業者等は、次に掲げる場合には、当該事故又は当該処分(当該事故に起因する処分を除く。以下「事故等」という。)に係る営業所に属する運行管理者に、事故等があった日の属する年度及び翌年度(やむを得ない理由がある場合にあっては、当該年度の翌年度及び翌々年度、前項、この項又は次項の規定により既に当該年度に基礎講習又は一般講習を受講させた場合にあっては、翌年度)に基礎講習又は一般講習を受講させなければならない。

(一) 死者又は重傷者(自動車損害賠償保障法施行令(昭和三十年政令第二百八十六号)第五条第二号又は第三号に掲げる傷害を受けた者をいう。)を生じた事故を引き起こした場合

(二) 貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号。以下「法」という。)第三十三条(法第三十五条第六項において準用する場合を含む。)の規定による処分(輸送の安全に係るものに限る。)の原因となった違反行為をした場合3 一般貨物自動車運送事業者等は、運行管理者に、第一項又は前項の規定により最後に基礎講習又は一般講習を受講させた日の属する年度の翌々年度以後二年ごとに基礎講習又は一般講習を受講させなければならない。

(特別講習)
第五条 一般貨物自動車運送事業者等は、前条第二項各号に掲げる場合には、事故等に係る営業所に属する運行管理者(当該営業所に複数の運行管理者が選任されている場合にあっては、統括運行管理者及び事故等について相当の責任を有する者として運輸監理部長又は運輸支局長が指定した運行管理者)に、事故等があった日(運輸監理部長又は運輸支局長の指定を受けた運行管理者にあっては、当該指定の日)から一年(やむを得ない理由がある場合にあっては、一年六月)以内においてできる限り速やかに特別講習を受講させなければならない。

条文を見ていきますとこれほどいろいろなところから引用されます。
要は運行管理者の受けなければならない講習がどういう講習があって、どういう場合に受講しなければならないかを押さえることが大事です。

よって、この設問文は正しいです。

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