問26-1、事故報告書、寺子屋塾運行管理者。 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

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運行管理者試験まで65日です。

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それでは26年度1回過去問です。

問26-1

問題文を見てみましょう。

問26 自動車事故報告規則に基づく自動車事故報告書の提出に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。

設問文を見てみましょう。

1.事業用自動車が右カーブ路を走行している際、ハンドル操作を誤り、道路左側の歩道に乗り上げ、道路沿いの民家に寄りかかる形で、路面と40度傾斜して道路上に停止した。この事故において家屋に損害はあったものの負傷者はなかったので、自動車事故報告書を提出しなかった。

報告についての問題です。

報告についてはこちらの表で覚えましょう。

事故報告書の必要な事故
事故種類 事故の状況
1 転覆        当該自動車が道路上において路面と35度以上傾斜したとき
2 転落        当該自動車が道路外に転落した場合で、その落差が0.5m以上のとき
3 路外逸脱 当該自動車の車輪が道路(車道と歩道の区分がある場合は、車道)外に逸脱した場合で、「転落」以外のとき
4 火災        当該自動車又は積載物品に火災が生じたとき
5 踏切        当該自動車が踏切において、鉄道車両[軌道車両を含む)と衝突し、又は接触したとき
6 衝突        当該自動車が鉄道車両(軌道車両を含む)、トローリーバス、自動車、原動機付自転車、荷牛馬車、家屋その他物件に衝突し、又は接触したとき
7 死傷        死者又は重傷者を生じたとき(9に該当する場合を除く。)※重傷者とは一例として、病院に入院することを要する傷害で、医師の治療を要する期間が30日以上のもの
8 危険物等 自動車に積載された危険物、火薬類、高圧ガス、核燃料物質等を全部若しくは一部が飛散し、又は漏洩したもの
9 車内        操縦装置又は乗降口の扉を開閉する装置の不適切な操作により、旅客(乗降する際の旅客を含む。)を死傷させたとき ※旅客の傷害:11日以上の医師の治療を要する障害を受けたもの
10 飲酒等        酒気帯び運転、無免許運転、大型自動車等無資格運転又は麻薬等運転にあたる行為を伴うもの
11 健康起因 運転者の疾病により、事業用自動車の運転を継続できなくなったもの
12 救護違反 救護義務違反があったもの
13 車両故障 自動車の装置の故障により、自動車が運行できなくなったもの
14 交通障害 橋脚、架線その他鉄道施設を損傷し、3時間以上本線において鉄道車両の運転を休止させたもの。又は、高速自動車国道又は自動車専用道路において、3時間以上自動車の通行を禁止させたもの
15 その他       10人以上の負傷者を生じたもの
                       10台以上の自動車の衝突又は接触を生じたもの
                        自動車に積載されたコンテナが落下したもの
                        車輪の脱落、披けん引自動車の分離を生じたもの(故障によるものに限る)


1.適切でない。
事故報告規則によると、「転覆」とは、道路上において路面と35度以上傾斜したときとされており、本事故は自動車が転覆した事故に該当するので事故報告書の提出を要する。

転覆以外も覚えること。
報告書の必要な事故は満点をとること。

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