皆さんこんばんわ。
運行管理者の土屋治紀です。
昨日、スカイプ相談で質問がありました。
それは、試験の出題分野で「5.実務上の知識及び能力」の問題の解答にあたって判断に迷ってしまう問題が多い。
なにか事前にできる試験対策がありますか。
というものでした。
これはとてもいい質問です。
なぜならば、運行管理者の試験では運行管理者の業務、点呼が一番大事だから重点的に出題されます。
この問題は迷って当たり前です。
迷うから問題にして運行管理者になったらこれだけは理解をしてほしいと出題者は思っているからです。
運行管理者制度の仕組みはこのようになっています。
運行管理者の制度を法律で規定しているのが貨物自動車運送事業法です。
そして、法律に基づいて実際の業務の運用内容を具体的に規定しているのが運行管理規程です。
運行管理規程は法律では細かいことまで規定できないのでそれを実際にはこうしなさいと示しています。
実際には国土交通省、トラック協会が運行規定のお手本を作っていて、事業者はこれに基づいてきめて各企業が決めているのが運行管理規程です。
実際の業務で迷った時には運行管理者は運行管理規程を参考というかバイブルにして業務をしています。
そこで、今日からはこの運行管理規程を使って、運行管理者の業務の話をしていこうと思います。
きっと役に立つと思います。
一回の動画セミナーは10分にしてあります。
何回も聞いて、実際の運行管理者の業務の理解を深めてください。
実際に運行管理者になったつもりで聞いてください。
最低2問正解しなくては合格できない「5.実務上の知識と能力」はとても大事です。
この分野の攻略にぜひ役に立ててください。
運行管理規程の説明を始めます。
ここで、運行管理者の業務と点呼の理解を万全にしてください。