2014年07月04日 22時00分 YOMIURI ONLINEより
東京・有明の首都高速湾岸線で2012年、居眠り運転の車に追突されて税関職員6人が死傷した事故で、東京地裁(大善文男裁判長)は4日、自動車運転過失致死傷罪に問われた無職賀沢(かざわ)武被告(72)に禁錮5年6月(求刑・禁錮7年)の判決を言い渡した。
被告側は、居眠りは睡眠時無呼吸症候群(SAS※)が原因だとして無罪を主張したが、判決は「SASでも眠気を感じてから眠るまで時間があり、停車するなど事故を回避できたはずだ」と退けた。
被告側は控訴する方針。 判決によると、賀沢被告は12年7月11日、自動車運搬用キャリアカーを時速70~80キロで運転中に眠り、東京税関のワゴン車に追突。
26~40歳の税関職員の男性4人が死亡、同じ職員の男女2人が重傷を負った。事故後に重度のSASと診断された賀沢被告は、「突然眠りに落ちた」と過失を否定したが、判決では、被告を診察した2人の専門医の証言から「眠気を感じながら漫然と運転を続けた」と認定。
「何の落ち度もない4人の命が奪われており、過失は重大だ」と述べた。
※SAS=Sleep Apnea Syndrome
只今キャンペーン実施中
あと僅かです。
こちらをご覧ください。
↓
続きを読む