微妙にこのネタにそぐわないのかもしれませんが。
実は僕、自転車に乗っている時に400CCの単車に突っ込まれた事があります。
イメージとしては自転車の左側面に単車が突っ込んできた感じでした。
咄嗟に自転車に単車が当たり、直進しながら巻き込まれ、相手単車の右側面に並ぶ形になった瞬間に、単車の運転手を上方向に投げ飛ばし、アクセルを回している手を戻させる事で大事故を防いだのですが、その時に思い浮かべたのは生まれて間も無かった長男の事でした。
自分の命なんてそんなに重いものでは無い、と思う事が若い時は多かったです。
ですが、いざ死ぬかもしれない、と思った時にもし僕が居なくなれば家族はどうなるのだろう、と思いました。
妻や子供に二度と会えないのかもしれない、と思いました。
人の命の重さは平等である、と良く言います。
しかし、自分にとって、で考えると重さは違うと思います。
自分の命は自分で思うより、関係性の深い相手には重いものです。
貴方が大事に思っている相手の命は他の命より大事でしょうし、貴方の大事に思っている相手にとっては貴方の命は大事なのですよね。
そんな自分の命、家族の命が大事なんだと考えさせられた経験でした。
