こんにちは✨
もうすぐ研修医の"うに"です♪
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今日のテーマ:海外旅行
・出入国は問題なくできる?
・滞在中の注意点
・滞在中にあると少しだけ便利な身分証
・MR(ミスター)の表記のない航空券
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海外旅行好きですか?
日本と全然雰囲気の違うところに行って綺麗な景色を眺めたり、食べたことのない食べ物に挑戦したり、現地の言葉をカタコトで話してみたり、日常生活では味わえない経験ができる海外旅行はとても魅力的ですよね♪
ただ、見た目と戸籍の性別が違う人にとって、海外旅行って結構大きなハードルだと思います わたしもそう思って海外旅行を控えていた時期がありました。
でも、いくつか注意点を守れば、海外旅行も意外と簡単にすることができるのです!
元男子である"うに"が実際にパスポートの性別欄が"M"の状態でいくつかの国(アメリカ、イギリス、中国、韓国、台湾、タイ)に旅行した経験や注意点について今日はお話しようと思います
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☆出入国は問題なくできる?
結論から言います
"うに"が行った国は全て何事もなく出入国できました!
重要なのは性別がどうかというよりも、顔の輪郭や目や鼻、口の配置、骨格など、年齢で変わりにくい要素を見て判断するそうです。
※注意:特にイスラム圏に多いのですが、法律で同性愛を禁止(国によっては死刑)している国もあり、同性愛者と勘違いされてトラブルになる可能性があります。どうしてもそのような国に行く必要がある場合は、事前に大使館に問い合わせるなど情報を集め、場合によっては渡航を見合わせることも検討しましょう!
☆滞在中の注意点は?
もしあまりパス度(どのくらい希望の性別として判断されるか)に自信がない場合、その国での過ごしやすさはその国がどのくらいLGBTに対して寛容かによります。LGBTに対して不寛容であるとされる国の場合、偏見の目で見られることもあります。一方でLGBTに対して寛容であるとされる国では、日本にいるよりも快適に過ごせることもあり、移住することを真剣に検討し始めている自分に気がつくはずです!(←言い過ぎ?笑)
国によって大きく違いますが、滞在中にパスポートが必要になる場面として
①両替するとき
②公共交通機関のチケットを購入するとき(特に中国!)
③宿泊するとき(日本でも外国籍の人は提示を求められる)
④免税を受けるとき
⑤語学学校に通うとき
⑥警察のお世話になるとき(注:私はお世話になったことありません!)
などがあります。宿泊では、ランクの高い宿泊施設ほど提示を求められる傾向があります。また、現在は比較的寛容らしいのですが、かつて結婚も婚約もしていない男女が一緒の部屋で宿泊してはいけないという指導が厳しかった国(これも中国)もあり、友達と旅行に行く場合や節約のためにドミトリーを使いたい場合などは要注意です!
幸運なことに、私は宿泊施設でのパスポート提示で問題になったことはありません
(普通に女性扱いされました)。おそらく、特に非英語圏の人はパスポートの性別の英語表記にあまり慣れていないために、そこまで細かく見ることがあまりないものと思われます。
☆あると少しだけ便利な身分証:国際学生証 & 国際免許証
国際学生証は、中高生、短大・大学・大学院・専門学校の本科生、31歳未満のどれかに当てはまれば作ることができる、性別表記のない身分証です!
正直なところ、使う場面は限られているのですが、身分証として通用することがあったり、学割が使えることがあったります。
でも、性別表記のない身分証があるのと無いのとでは、安心感が違います
身分証を求められたらとりあえず出してみて、改めてパスポートを求められたら渋々パスポートを出す、という使い方ができます
また、国際免許証も性別欄がなく、海外で身分証として通用する場合があるので、取得すると便利です。
☆MR/MS表記のない航空券(2017年3月現在)
航空券には性別表記があって、それがパスポートと違うと搭乗拒否されることもあります。心の性別とは異なる性別表記の航空券って、持っているだけで気持ち悪いですよね?(←人によります)
そんな悩みを抱えるアナタ!なんと性別表記のない航空券を発行する航空会社がありました!しかも日本に比較的近い国で!!
それは香港航空です✨
しかもLCCじゃないのに安全評価が高くて航空券が安いです!
海外に行く場合、香港経由で行くことを検討するのもいいかもしれませんね(^○^)
ただ、申し込み段階での性別がパスポートと異なっていても大丈夫なのかは不明です
(知っている人がいたら是非教えてください)
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今日のまとめ
- 出入国はパスポート表記と異なる性別の格好でもほとんど問題ないが、イスラム圏などLGBT差別のある国への渡航は要注意
- 滞在中にパスポート提示される機会は多いが、性別欄まで細かくチェックされることはあまりない
- 性別欄がない身分証として国際学生証や国際免許証があるが、どこでも使えるわけではない。でも、性別欄のない身分証があるのは少しだけ安心
- 香港航空は航空券に性別表記がない
現在の日本では、パスポートの性別表記は戸籍と一致していなくてはいけません。そのため、性別違和で悩んでいる人にとって海外旅行は様々なリスクを伴います。しかし、今回お話ししたような注意点を守れば海外旅行も普通にできます!
ただ、情勢によって状況は異なることがありますので、事前に情報を集めることを怠らないようにしてくださいね
☆初めて海外旅行する方におすすめの本です↓
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☆最後に、海外旅行前に外務省の海外安全ホームページは必ずチェックしましょう!
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