金銭管理・金銭感覚を磨く | 学びの事業所 ユニバやまなし

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障害者総合支援法に基づく自立訓練(生活訓練)事業2年間+就労継続支援B型事業2年間の4年間を一体的に活用し、大学に見立てた学びの事業所(福祉事業型大学)における活動を紹介します。

身の回りのモノの価格を知ること、一週間のお金の使い方を振り返り、その価値を考える学びです。

 

紙で作ったお金を使って、金額の大小関係を考えたり、身近にある商品の価格を予想したりと楽しく学んでいきます。

計算が得意・不得意もありますが、お金の計算となると他の数量関係より的確にとらえることができるようです。

「どの商品がどのくらいの金額か?」とほぼ言い当てています。各人ともそれなりに基準となるものがあるようです。

一週間分のレシートを使い、使い方を振り返えると、「このペースで使っていくと、1か月では○○○円、1年では○○○○円だ‼」「使いすぎ~」など反応は様々ですが、しっかりと反省が出来たようです。

自分が使ったものの価格と価格当ての商品と比べて、「ここを我慢すれば、○○に行ける!」と置き換えが出来ていました。

節約やお小遣いを貯めるという行動につながるのかなと思います。

コンビニのレシートの積算ポイントを見て、「ポイントカードを作ってから、こんなにコンビニで使っていたんだ」と知ることもできました。

 

今回の学びで金銭感覚が少しでも磨かれたと思います。

これらが実生活に活かされると良いと思います。