滋賀県立成人病センターは、2013年12月3日午前、

人工関節手術で、男性患者に右ひざ用の部品を誤って

左ひざに取り付けるミスがあったと発表した。

 

同日の午後に同様の手術があったため

男性医師が別の患者のエックス写真を見ていた。

 

手術に関わっていた業者が

右ひざ用の人工関節を用意したとのこと、

手術中に部品が違うことに気づいたが、

取り外すと手術部位を傷めてしまうおそれがあったため、

そのまま縫合したという。

センターは手術後、患者に謝罪した。

 

「歩行などには問題はない」と言っているが、

精神的な苦痛を与えたとして100万円を支払って、

昨年6月に示談が成立した。

執刀した医師を口頭注意したという。

 

この記事を読んで、左ひざに右ひざ用の人工関節を入れて

その後、問題なく歩けるのか疑問に思った。

 

この病院を調べてみたら、人工関節センターがあり、

人工股関節、人工膝関節の手術件数については、

以下の通りだった。

 

平成24年度 人工股関節 36 人工膝関節 38

平成25年度 人工股関節 103  人工膝関節 64

平成26年度 人工股関節 187  人工膝関節 77

 

上記の数字だけを信用せず、

あくまでも手術を担当する医師の経験をもとに

判断するようにして下さい。

以前のブログにも書きましたが、

最近、あちこちの病院で人工関節センターが

設置されています。

 

今回のような手術ミスから学ぶことは、

病院の名前だけで判断するのではなく、

患者である私達が医師を厳しく見る目を

持たなければならないということです。

 

私の場合も数人の医師に診察していただき

最終的に、1人に絞り込みました。

 

是非、セカンドオピニオン、サードオピニオンを

取り入れることをおススメします。