私は、仕事柄、パソコンを使うことが多いので、
どうしても座っている時間が長くなってしまいます。
実は、関節を動かさないでいると、筋肉がしっかり使われずに、
たるみにつながるのです。
そういえば、私もお腹のたるみが気になっているのですが、
長時間のデスクワークで関節が同じ角度で固定された状態になり、
筋肉が硬くなってしまい、本来の弾力を失って縮んでしまうのです。
例えば、デスクワークが多いと、腹筋が使われずに緩むから、
脂肪がたまって、下腹が出てしまうのです。
筋肉がやせると、そのすき間を埋めようと脂肪がたまり、
たるみにつながるのです。
例えば、股関節の動きが悪いと、どうしても歩く時に歩幅が小さくなり、
ひざが曲がった状態で歩くと、股関節をしっかり動かした歩き方でないため
周辺の筋肉が働かずに、お尻のたるみになってしまいます。
自分自身のことで考えると、股関節痛がひどい時には、
どうしても股関節を動かすことがおっくうになり、
股関節周辺の筋肉が使われずに、お尻に脂肪がついてしまい、
その結果、たるみになってしまっていたのかもしれませんね。
関節を動かさない⇒筋肉が硬くなる⇒関節が動きにくくなる
という悪循環に陥ってしまうのです。
日頃からストレッチで硬い筋肉をほぐし、
トレーニングで弱い筋肉の強化をすると、
関節の硬さが改善し、可動域が広がるのです。
ただ、変形性股関節症で股関節痛がひどい場合は、
必ず、医師に相談の上、運動するようにして下さい。