久しぶりの投稿になります。

今回は、先日の日経新聞に掲載された新聞記事を紹介させていただきます。

◆ 人工関節や血管チューブ 異業種・中小、開発しやすく
政府、法手続きなど助言

日本経済新聞 2014/08/14

政府は今秋から、異業種や中小の企業が医療機器の開発に
取り組みやすくする体制を整える。

中小や異業種企業になじみの薄い薬事法の承認手続きなどを手助けするほか、
公的機関で機器の試験などもできるようにする。

成長分野とみる医療関連市場に新規参入企業を多く呼び込み、
技術の進展と価格の低下を促す。

経済産業省と厚生労働省が秋に「医療機器開発支援ネットワーク」を立ち上げる。
産業技術総合研究所や国立医薬品食品衛生研究所、
医薬品医療機器総合機構や医療機器センターなど
両省の関係団体も参加する。

車の部品メーカーが自社の精密切削技術を使って
人工関節をつくる場合などを想定する。

医療機器センターが薬事法の承認書類の作成を手伝い、
国立衛生研は機器の試験場所を提供。

海外でも売れるよう、産総研が国際標準の取得を手伝う。

人工関節や血管用チューブ、ステント(血管拡張器)など、
小型で比較的簡単に事業化できる機器が支援の対象となる。

国内では、また人工関節のメーカーは少なく、
ほとんどの病院では、海外メーカーの人工関節を
使用しています。

国内でたくさん人工関節が生産できるようになれば
価格も下がり、患者にとっても選択肢が増えることになるので
このような動きが早まることを願っています。