久しぶりの投稿になります。

今日は、先日(2014年5月13日付け)の日経新聞の記事を
ご紹介したいと思います。

人工関節メーカーのナカシマメディカル(岡山市)は、
人工関節の耐久性を従来の1.5倍の30年以上に
伸ばす素材を開発した。

樹脂にナノテクノロジー素材のカーボンナノチューブを
混ぜた。

これにより、人工関節が摩耗したり割れたりする劣化が
起こりにくくなった。

今までの人工関節の耐久性は、20年ぐらいだというから
10年も延びると再手術をする必要がなくなるかもしれません。

さらに、IPS細胞で軟骨再生が実現できれば、
手術をしなくてもよいかもしれません。

日本の技術は、本当にすごいですね。

もっと驚いたのは、この人工関節メーカーは、
もともと船舶用プロペラでは、世界シェアをもつ
ナカシマプロペラの医療機器部門が独立した会社
だということである。

そして、今一番力を入れているのは、
患者別の受注生産の実現だということ、
洋服だってオーダーメイドがあるのだから
自分の足に組み込む人工関節をオーダメードにするのは
納得のサービスである。

ナカシマメディカル

https://globe.asahi.com/feature/100322/04_2.html