3.11 東日本大震災から4年
私にとっても、転職を決意させる大きな出来事でした。
数百年に一度のM8級の地震や津波は自然現象で起きてしまうことを防ぐことはできません。しかし・・・
福島原発の事故後、日本の頭脳といわれる組織や関係者はあたふたして混乱し、原発が爆発。避難民への対応も後手後手で、放射能数値は改ざんされたり非公表にしたり・・・大きな落胆や怒り。それまで原発に表立って反対をしてこなかった自分もシステムの一部であるなと思いました。
これらの人やシステムを生み出している問題の根幹には今の教育があると思いました。
何かもっと日本の教育に貢献する別の手立てをしていかなくてはならない・・・
それを現役の教員をやりつつは難しいなと判断しつつ、さまざまな条件も加わり、仕事の影響も最小限におさえられる2年前に転職を決意したのでした。
震災で意識面から変えなくてはと思った人は大勢いると思います。
しかし、時とともにそれを忘れ、自分の身の回りの環境維持のために次の一歩を踏み出せなかったり、時とともにその思いを風化させている人はいないでしょうか?
”はやく忘れて、次、いこうよ”的な風潮もあるようです。
原発事故は全く終息していません。避難生活を余儀なくされている人もたくさんいます。
今日はせめて、この震災と震災後の日本をじっくり考えようではありませんか。そして手を合わせて祈りたいと思います。