今日は、ときわ会さんに呼ばれて、防災の講演をしてきました。
自分が防災士・気象予報士という肩書きを持つためか、ときわ会の方から以前、講演を申し込まれました。
アミュゼ柏で2時間ほど、講演+ワークショップを行いました。講演では、柏市が受けるであろう可能性の高いものとして、風水害と地震をあげました。地震については、直下での活断層が現在は発見されていないため、直下型の被害級地震は少ないであろうということを述べました。風水害については、消防庁のつくったeカレッジが実用的なので、ここからいろいろと紹介しながら、お話しました。
後半の1時間はワークショップとしました。柏で被害級の直下型地震が起きたとして、震災から数時間後、人々が殺到する避難所においえ起きているであろう問題点とその対策について4人グループで話し合い、発表する形に(机上シミュレーション)。
私がこうした2時間ものの講演で重視しているのは、”参加者の参加”。おざなりの講義だけ聴いてもあまり記憶に残りませんね。それはたとえ魅力的なコンテンツであっても難しいです。それより参加者が脳を使って考えてひねりだすシーン。こうしたものがあると定着が図られる。受講者の反応もよく、普段、考えてもみなかったことがたくさん出てきたといいます。
防災なので120分をぎっしり講義で埋めるのでなく、このような形で実施できてよかったなぁとやってみて思いました。普段のファシリテーションが生かせた感じでもありました。