食の安全、医療、雇用、犯罪、金融、教育の問題など、およそ現在の日本社会に共通して言える事は、相互信頼の低下という問題に行き当たるのではないかということです。金融破綻については、世界的にそういった傾向に陥っているようです。
相互に信頼できないということは、多大な精神不安と高いコストが伴います。日本が陥っている問題解決のキーワードとして、『信頼』ということをあげてみたいと思います。
個々のマクロな政策も大事ですが、もっとミクロに見れば、日常生活の様々なシーンにおいて互いが信頼できることというものが大きいのではないかと。
家族や仕事場、子育て、これらのシーンでも身の回りの人が信頼を置ければもっと安心して活動できるはずです。まずは、どうしたら信頼が回復できるのかということから個々人が考えていくということが必要かもしれません。