アクシャルダム寺院観光とコンノートプレイスの露店たち | 北インド☆ゆるヨガライフ

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ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

さて、デリーの日本大使館から電話で婚姻届の「遅延理由書」を提出する様に連絡があり、幸い翌日は金曜で窓口も開いていると言うので、手書きで準備して翌日提出することを伝えた。

電話が来る前はすっかり婚姻届が受理されたと思っていたので、私たちはお祝い気分で「アクシャルダム寺院」へ向かっていた。遅延理由書の内容は決まっているので、そのまま地下鉄を乗り継ぐ。ブルーラインでヤムナ川を越えて行く。

ちなみに「アクシャルダム駅」のビルの1階には、あの、ユニクロっぽいロゴとダイソーっぽい商品でインド出店の続く「MINISOU」(中国資本?)があった。大分前に上海で見たっけ。日本の100円ショップやインドの市場価格より割高だけど、インドの若者も便利グッズを熱心に手に取って見てた。。。って情報はさて置き。

 


微妙な日本語のナイスな看板に、インド人マダムも吸い込まれる。



駅からアクシャルダム寺院へは、徒歩で時間にして10分くらい。にも関わらずオートリキシャの客引きが寄って来るけど、歩きやすい靴と日差し対策があれば笑って無視!


実は私、2年前にインドに初上陸した折、ゲストハウスの無料ツアーに参加して1度来たことがあった。なので、カメラ・ケータイ・その他バッグ等は全て入場前のクローク(無料)に預けるルールも了解済み。あらゆる場所に微細な彫刻が施された、それはそれは美しい寺院なのに、写真禁止ってのもインド政府らしい。財布や現金、薬やハンカチなども小さなポーチに入れたりして持ち込み可。水のボトルもOKだった筈。それでも入場無料というのが、通常かなり割高な入場料を払わされる外国人には奇跡みたいな観光名所。

 



じゃじゃーん。ヒンドゥー教最大の寺院、アクシャルダム(写真お借りしてます)。

アクシャルダム寺院は、スワミ・ナーラヤンという聖人を祀っていて、世界最大のヒンドゥー教寺院だそう。Wikipediaで2005年に竣工して同年11月6日に正式開院となってるけど、どんなスピードで建設すればそんなことが可能なの?と思う程、質の高い資材と建築・装飾技術。内部の神々の像やスワミの生涯を表す大理石のレリーフも、派手なだけ?ってことがありがちな地方寺院と違い、芸術性が高く、とにかく美しい。新しいのに「遺跡」級に見ごたえある寺院だと思う。

しかし8月末のデリーはまだまだ蒸し暑かった!特に寺院内はエアコンもさほど効いておらず、天井の彫刻を見上げる度に汗が目に入る。夫は日本からお土産に買ったユニクロのリネンシャツを着てたけど、あれって下着なしだと汗染みが目立つ様で、ベショベショに見えるシャツを着てる夫が不憫で後半観光に集中できなかったわよ。皆さま、デリー観光は綿シャツで!(何情報?)

敷地内にはカンティーン(フードコート)もあって、インド各地の料理が楽しめる。コーヒーやアイスのブースも新設されてた。夜の7時からは毎日「ウォーター・ショー」があって、2年前は音楽や噴水、レーザー、プロジェクトマッピングの演出に子供たちが舞い踊る、ヒンドゥー教の神話をベースにしたショーはなかなかの見応えだった。夜の寺院もライトアップで雰囲気が変わるのでおススメ(入場は6時まで)。虫除けスプレー必須ですが。

でもこの日私たちはショーは見ず、明日に備えて早めに宿の方面へ。途中ラジーヴ・チョーク駅でメトロを降りてショッピング街を歩いてみた。露天商をチェックして夫のジム用ショートパンツを購入。150ルピーは、チャンディガールの市場の半値以下だと思う。

コンノートプレイスの真ん中にある芝生の公園でマンゴーシェイクを飲んでたら、スナック売りや物乞いの子がやって来る。何人か断ったところで、やたら態度の大きい10才くらいのスナック売りの少年、(いいから早くそれをくれ)って感じで手を差し出して来たので、夫も一瞬迫力負けしてシェイクを差し出してしまった笑。そのまま風の様に去って行く少年。ストリートチルドレンも堂に入ったもので、慣れない私たちは感心するやら、笑うしかないやら。

その日の夕食はメインストリートをちょっと奥に入った所で行列ができてた、有名っぽいチャーヴァル(ご飯)屋さんでテイクアウト。サーグとかパニールとかチャナなんかの所謂カレーをライスにかけて、パパドや玉ネギライムをトッピングしてくれる。レストランじゃなくダバ(食堂)だけど安いし早いし美味かったー!

その日もオートでメインバザールの宿に戻り、翌日はいよいよ婚姻届のための最終書類の提出となりました。