なますて・じー!
(「じー」を付けると丁寧でグー!って教わった)
金星は今月中で順行に戻りましたが、まだまだ水星逆行中、の「重さ」を感じる日々。
重い、重いの!全てが!(笑)
日本人とインド人(彼)コンビの私たち。ここ1ヶ月、私たちついての周囲の騒ぎ様ときたら、ヒンドゥ教のインド人たちよ、マジやりすぎです(怒)普段大人しくしてるけど、限界がある。
4月の初旬から時系列で書いてこうと思ったら、次から次へと問題が起こるので、
もーーー、書き切れん!てなるよ、本当。
彼の親戚サイドが静かになったと思ったら、今度はアパートの大家さん一家。
「ヒンドゥー教で結婚式挙げてない」とか、「正式な結婚証明書がない」とか、ふむふむと大人しく聞いていたら、「ヒンディー語がしゃべれてない」とか、「チャパティちゃんと焼けない」とか。(あのー、一応努力してるんですケド?見えてマセン?)
で今朝、「今月末(5日後)に退去しなさい。しないと警察呼ぶぞ。」って、
何の罪で警察呼びたいんですかーーーー?(チャパティ焼けない罪?)
いい加減にせぇ!
いつも読んで下さる皆さまには、こんなゴタゴタですみません、
「4月5日ニューデリー」からの続きです↓
デリーで「婚姻用件具備証明書」を発行してもらい、
6日の夕方、無事チャンディガールに帰った私たち。
「また親戚が突然やって来るんじゃないか」と、
彼はまだ心配な様だった。
「今度はちゃんとお互い自己紹介すれば良い。
私は特に何も怖れる事はないから」と、
若干強気の発言をしていた私。
翌4月7日の早朝7時前だったか。
旅の疲れもあってぐっすり熟睡中のところ、
ふと物音に目を覚ますと、
(何故か鍵をかけ忘れた入り口のドアから)
彼のお母さん、義理の兄R、義理の兄X、
そして何故かやたら屈強そうな友人1名をプラスwして、
ぞろぞろと部屋に入って来るところでした。
もちろん私も、彼も、すぐに飛び起きましたともw
「どういうつもりなんだ、家族に何も知らせず」
と義理の兄R。
(いやいや、去年の10月から電話で話してた筈)
「母親を一人田舎に残して何やってる」
(って、7年前から彼はここで働いてるし)
「母親を放ったらかしにして、彼女作って」
(だから毎月往復10時間かけて彼、帰郷してたでしょ)
絵柄的には、複数の図体の良い面接官に尋問されてる感じ。
横でお母さんが効果音的にすすり泣いてるから、
絵柄的には絶対、不貞の息子とその行きずり?の彼女(風)。
でも、話の論点が決定的にズレてますよーーー!?
ただの「ある事ない事」じゃん。
だって事実が違ってる!
もうこうなったら、姿勢を正して、初対面するしかない。
(理想のシチュエーションとはかなり違ってましたが)
まずは自己紹介。名前、年齢、出会いの経緯など、
普通の事なので、普通に話しました。
でも予想通り?「ある事ない事問答」が続くこと小1時間。
義兄:「あなたは、うちのA(彼)と、今後どうしたいんですか?」
(去年から彼は「結婚したい」と母親に度々話してる。)
私:「彼に結婚の意志があり、私も同意しています。」
義兄:「A(彼)はあなたに会ってから実家の事を全く省みない。」
私:「彼は私との生活を良くしようと一生懸命なのは確かです。
でもお母さんや故郷の事が大好きで、いつも話してくれています。」
(それに毎月、お母さんに送金もしてるよね?)
義兄:「あなたはその年齢で独身とは、どういう事ですか?」
(失礼しちゃうなー。悪かったわね。)
私:「仕事や実家の事で忙しかっただけで、たまたまです。
日本ではそんなに珍しい事じゃありません。(で何か?)」
義兄:「まさかAを日本に連れて帰るつもりじゃないだろうね」
私:「そもそも彼は母国インド、そして故郷が大好きな人です。
私はその様な目的の人間じゃないですよ。」
(ってか、何その質問。私誘拐犯?拉致?VISAも大変やん。)
義兄:「Aは給料をほとんど君の物に使ってるんじゃないか。」
(「じゃないか」って、知らないでしょ?使ってねぇよ。)
私:「日本で働いてきた貯金が少しありますので、
経済的な負担をかけることのない様にお互い協力しています。」
義兄:「。。。。貯金って、いくら?」
私:「。。。。。。。。(プチっ)。。。。
今はまだその様な事をお答えする時ではないかと?」
それから義兄Rは、「インドの農村で生活する事になったら、早朝から深夜まで畑仕事に3度の食事、水汲みや遠くの市場への買い物、掃除、選択、家事全体を一切あなたがする事になるし、大体の外国人は結婚してもすぐ本国に逃げ帰る。それでも、あなたはAと結婚したいか?」と聞くので、
「その辺はまだ良く分からないですが、
いつもできる事は努力するつもりでおります。」
と、日本人ぽく?お茶を濁しておいた。
(てか知らない。彼は2人で都会で暮らそうって言ってるから。)
この間、彼への質問は数える程だったと思う。
って言うか、彼が日頃説明している事を、
そのまま信じるってことをしないで、
私に確認しに来た訳、ね?
信じてやりなよー。家族だろうが。
色々と、日本人の常識的には突っ込みどころ炸裂!の尋問。
それも1段落して気が済んだのか、
お母さんを除いたご一行様はゾロゾロとお帰りに。
超・超・超~重苦しく!あんま楽しくない空気に、
彼もお母さんも私も、あまりに疲れてしまい、
その後はほとんど、会話らしい会話にならず。
そして突然!田舎から出てきたお母さん、
「私をローズガーデンに連れて行ってよ」って、
彼に言ったらしいんですよねw
(い、今から観光ですかー?)
それで、そそくさと出かける準備をして、
チャンディガール市が内外に誇る、
(これまた同じインドとは思えなく整備された)
数え切れない品種の薔薇の咲き誇る、
ローズガーデンに行って来ました、とさ。
広い公園内には、学生や家族連れ、インドではめずらしくカップルが寄り添う姿も。
でね、彼のお母さんと来たら、
ちょっぴり乙女でズルい?トコあるのか、
さっき親戚の男衆の前ですすり泣いてたのに、
何か、公園に来て気分が良いのか、
息子と久々デートでやっぱり嬉しいのか、
ちょっと、笑顔!になってるんだよねー。
それが嬉しくて、私も彼も、記念にと、
思わず写真をいっぱい撮ってしまった。
何はともあれ、彼のお母さん、
心配だったんだよね、きっと。。。
顔も見たことない異国の彼女と暮らし始めたと言う都会に住む息子。
毎日、独りで小さな農村のガランとした家にいたら、そりゃあ将来も不安で、何もかもが心配になってきちゃうもんね。
ウチの母だって大分幸せにしてるけど、たまにパニック?になっちゃう時もある。一通り想いを吐き出したら、スッキリしてまた明るいいつもの母に戻る。
。。。だからって、親戚の屈強な男子集めて、
息子に集団リンチしたらダメですよーーーー!ってね。
(言っても誰も聞こえやしないんだろうな。)
公園ではほとんど会話はなかったけれど、
(心配ないよ、私たちは大丈夫、ちゃんとやって行けるから。)
そんな気持ち。
お母さんと手を繋いで緑の中を歩いた。
初めて会えたこと、そしてやっと笑顔を見せてくれた事。
それだけが、ただ嬉しくて、ただただホッとして、
その後お母さんが帰ってからは、
一気に緊張の糸が切れ、
魂が抜けて爆睡しました。
ああ、お願いだからこれで全部丸く収まって、
良い方向に進みます様に!
神様、仏様、お釈迦様、キリスト様、
ガネーシャ様、アッラー様!!
よろしく頼んまっせ本当に。
お義母さんと一緒♪
またまた次回に続くかもしれないよー!