ユニティインスティチュート -177ページ目

「内なる引き寄せの法則」とジェームズアレンの「原因」と「結果」の法則

「内なる引き寄せの法則」とジェームズアレンの「原因」と「結果」の法則


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ユニティインスティチュートでは「内なる引き寄せの法則」を教えています。
http://unityinstitute.jp/livingyoudestiny/

ユニティインスティチュートで教えている「内なる引き寄せの法則」と
ジェームズアレンの『「原因」と「結果」の法則(AS A MAN THINKETH)』
との違いについて、書いてみたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4763195093/oshoartunity-22/ref=nosim


ジェームズアレンのこの本は聖書に次いで一世紀以上ものあいだ、多くの人々に読まれ続けている本なのだそうです。
ある意味では、近年ベストセラーとなった『ザ・シークレット』の元祖とも言える本です。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4047915572/oshoartunity-22/ref=nosim

ジェームズアレンはこのように書いています。



「この小冊子は、私の瞑想と体験の中から生まれたものです。
・・・・
(この本の)目的は、できるだけ多くの人たちが、自らの手で「自分こそが自分の人生の創り手である」という真実に気づくのをうながすことにあります。

私たちは、自分が選び、めぐらしている思いによって、自分の人生を創りあげています。
心は、人格という内側の衣と、環境という外側の双方の、熟練した織り手です。そして、それらの衣は、これまでは暗闇と苦悩の中で織られてきたのかもしれません。
でも、それらは、そもそも幸せの中で織られてしかるべきものなのです」



この本の主張をひとことで要約すると
「人は誰しも、内側で考えているとおりの人間である」ということで、
「私たちは、文字通り、自分が考えているとおりの人生を生きている」ということです。

そして私たちの人生は「原因と結果」の法則によって創られている、というふうに述べています。

「私たち人間は、強さと知性と愛をそなえた生き物です。
 と同時に、自分自身がめぐらす思いの主人なのです。
 私たちは、人生で直面するどんな状況にも賢く対処する能力と、
 自分自身を望み通りの人生に創りあげるために使うことができる、
 変容と再生のための装置を内側にもっています。」

「外側の世界である環境は、心という内側の世界によって形づくられています。」

つまり、自分の思いと考えが原因となって、外側の環境も含めて、
自分の思い通りの人生を創りあげていくことができるということを述べています。

他方、ユニティインスティチュートでも、人生の創り手は自分自身であり、
自分自身に人生の責任があると考えますので、そういう意味では同じです。

また、その本が著者の瞑想と体験の中から生まれたものであるということにおいても似ています。

しかし、「内なる引き寄せの法則」では、人生の同心円の層を考え、
外周には身体、思考、人格、行動、想念、
内側の2つ目の層:感情
3つ目の層:才能と強み
4つ目の層:本質としての正直さ、愛、知性、信頼、勇気、慈愛、強さ、等々。
まん中の層:中心、空(くう)、スペース、 無心、仏性
というふうに分類しています。

従って、ジェームズ・アレンのいう思いや考えというのは、
「内なる引き寄せの法則」では外側の層に属していることになります。

そして、外側の層だけで生きることは、
ともすれば自分の思いや考えに葛藤を生じやすくなったり、
混乱や恐怖を作りやすくなるので、
より内側の本質の層につながって生きることの大切さを説いています。
そうすることによって、本当の自分を生き、自分らしい人生を生きることができるようになります。



「より外側の層で生きていることは、少しも悪いことではありません。
実際、生きていくためには頭を使う必要があるし、
行動を起こす必要もあり、油断なく目を見張り、
周りの人たちや世の中に目を向けるために外側に焦点を合わせる必要があります。
ただ外側のサークルの層で生きることが、
痛みであったり、混乱を引き起こしたり、恐怖に満ちている必要はないのです。
より内側にあるサークルの層の中で自分の内なる本性につながり、
自分の本当の中心につながっているなら、
より外側のサークルの層で生きることが喜ばしく、
やりがいのあるものにもできるのです。
外側のサークルの層で生きることがひどく自分を狭めてしまうのは、
自分の本質を忘れたときです。
この徴候に気づくことは、自分の気づきを広げ、
内側の本当の性質につながるために、大切なステップになります。」

「自分は何者だろうと考えるとき、
人生の同心円のどの層で生きているかが、その答えを決めます。
ほとんどの時間、外側の層で過ごしているなら、
自分とは誰か分かったつもりでいても、
それは自分自身のほんの小さな部分かもしれず、
しかも移ろいやすいものです。
外側の層では、注意が向けられるのは表面だけで、意識は外向きに、
自分の周りにあるものに向かいます。
外側の層にしか気づいていないと、
外を見て、自分が何者であるかを定義しようとするでしょう。
内側に向き、そこにあるサークルへとつながっていくにつれ、
自分のほんとうの性質、ほんとうの自分を中心に置いて生きることができるようになります。
これにより、安定、安心、それに家に戻ったという深い感覚が得られます。」

「シンクロニシティの科学」


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「シンクロニシティの法則」についてのご紹介をつづけます。
http://www.unityinstitute.jp/livingyoudestiny/livingyoudestiny_3.html


「シンクロニシティの法則」は2013年3月22日~24日に予定されています。

「シンクロニシティの科学」

今回は「シンクロニシティの法則」について、その科学的な解明の試みといくつかの仮説をご紹介します。

ユニティインスティチュートの「本質を生きる」のセミナーでは、そのシンクロニシティについてハートの「空(くう)」に経験的な根拠をおいています。
http://unityinstitute.jp/library/index_23.html

ですから、「シンクロニシティの法則」のセミナーでは、そのハートの空、存在の中心とつながることによって、存在と調和した人生の生き方を紹介しています。
http://unityinstitute.jp/livingyoudestiny/livingyoudestiny_3.html

それは仏陀の教えである空であり、禅でいう空、無心ということにもつながっています。
禅の十牛図では、この空から日常生活のありのままの姿が現存してくるようです。
エゴがあるかぎり、この世界はエゴに対立するものとして体験されますが、エゴを越えて、空とつながることができれば、この世界と調和し、この世界が私たちを愛し、サポートしてくれているようにも感じられます。老子のTAOの道、無為にして為す、という世界が表れます。

それは体得することはできても、それを説明しようとしても、神秘としかいいようがないものとしてこれまで考えられてきました。

その神秘を解き明かす試みとして、ユングは心理学的な観点から、
人間の心の奥深くには、すべての人に通じる集合的無意識の領域があり、さらにその奥には自然界につながる心の領域として「類心的領域」ということを考え、シンクロニシティはこの「類心的領域」から起こると考えました。

科学的な見地からでは、現在の量子力学では「空(くう)」について「量子真空」「ゼロポイントフィールド」というような概念として定義され、科学的、物理力学的な観点からこの空を研究しています。
その量子真空の観点からすれば、その空は何もない空間ではなく、すべてがそこに含まれ、その中からすべてが生まれ、すべての情報とエネルギーが含まれている場と考えられはじめています。

ところで、シンクロニシティは「意味のある偶然の一致」と定義されていますが、偶然の一致というのは確率論的にはあり得ない確率でものごとが起こることを意味します。

生命の起源や宇宙の起源についての研究がなされるに従って、
生命の誕生、宇宙の誕生が起こる確率、
そしてそれが現在のように進化して人間が誕生し、
現在のような宇宙になっているということは、
研究が進めば進むほど確率論的にはあり得ない、ということが明らかになってきています。

生命が存在し、私たちが存在するためには、それが偶然には起こりえない以上、それを誕生させるための何らかの意図、偉大な創造主、グレートサムシング、コスミックインテリジェンス、などの存在の可能性を考えるしかない、と科学者も考えはじめています。

例えば生命の誕生についてみると、
生命の設計図はDNAを中心とする遺伝子に書き込まれ、
DNAは二重らせん構造をしていて4種類の化学物質、
アデニン、シトシン、チミン、グアニンからなり、
それらが30億対の化学文字となって生命の情報が書かれています。
そしてその重さは2千億分の1、
地球に住んでいる60億人分の遺伝子を全部集めても
米粒一つの重さにしかならないということです。
そのような設計図がどのようにして形成されたのでしょうか?
単純な化学物質がさまざまに進化して、生命情報をになうDNAにまでなったのでしょうか?

日本の遺伝子の研究の第一人者で『生命の暗号』を著した村上和夫博士は、これは誰かが遺伝子に生命の設計図を書き込んだにちがいなく、それは「サムシンググレート」の存在があるとしか思えないとしています。

生命の素材となるアミノ酸からタンパク質が形成され、
さらに生命活動に必要な機能を果たすようになるには100個のアミノ酸がすべて目的どおりの順番で並んだタンパク質ができる必要があり、その確率はおよそ10の160乗分の1ということで、
偶然では起こりえない確率だということです。
生命の誕生と活動には、それ以外にもさまざまな確率論的にはあり得ない偶然の一致が重なって起こる必要があります。

ガイアシンフォニー(地球交響曲)でも紹介されたジェームズ・ラブロック博士は、地球はひとつの生命体であるという「ガイア仮説」を提唱しました。

さらにそれを推し進めて、
ガイアという生命体は心とか意識と言えるような一種の場をもっていると考える
「惑星心場」という仮説がアーナ・ウィラー博士によって提唱されています。

ウィラー博士によると、この「惑星心場」は創造力を持ち、
地球上のあらゆる生命を出現させ、進化させているというのです。

以上『地球は心をもっている(生命誕生とシンクロニシティの化学)』 喰代栄一著 日本教文社 参照(http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4531063414/oshoartunity-22/ref=nosim

ダーウィンの進化論によると、生命の進化は突然変異により、生存に有利に自然に選択されて起こったことになります。しかし、生命の誕生については、確率論的には証明できません。

ウィラーの「惑星心場」の仮説によると、この惑星で発生したすべての生物の進化は「惑星心場」の誘導により、ある方向性をもって行われていることになります。
そして、そこから「意識場」というものが生まれて、人間や動物、植物などの物質にも影響を与え、そしてそれが生物のもつ遺伝子にも影響を与えているといいます。

村上和夫博士の「サムシンググレート」やユングの集合的無意識、ウィラー博士の「惑星心場」「意識場」のような仮説によると、シンクロニシティのような現象も、偶然の一致がある意味と方向性をもって起こりやすくなっているということの説明がつけやすくなるように思われます。
量子物理学では「量子真空」「ゼロポイントフィールド」にそのシンクロニシティを起こす情報が含まれ、そのなかではすべてが時空を超えてつながっていると考えます。

ユニティインスティチュートではそれを「恩寵」「シンクロニシティの法則」「ハートの空のスペース」という言い方で表しています。

ウィラーは「惑星心場」の存在を科学的に証明する手がかりとして、
脳や心の化学の研究を深めること、
分子生物学による生物発生の研究を深めることともに、
ESP(超感覚的知覚)やシンクロニシティ、瞑想のさらなる研究、
ということをあげているのも興味あるところです。

これは瞑想を深めることが
シンクロニシティの法則とつながるための大きな手がかりの一つとして考えている
ユニティインスティチュートでの教えとも共通するからです。

今回参考にさせていただいた『地球は心をもっている(生命誕生とシンクロニシティの科学)』はシンクロニシティについて考える上で、とても示唆に富んでいる本ですので、
興味ある方は読まれてみてください。


「シンクロニシティの法則」


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今回は「シンクロニシティの法則」について、紹介します。
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「シンクロニシティの法則」は2013年3月22日~24日に予定されています。

「シンクロニシティの意味」について

今回はシンクロニシティの意味について考えてみたいと思います。

シンクロニシティとはユングの提唱した言葉で『共時性原理」と一般には訳され、因果律とは異なる原理として、非因果的な複数の事象(出来事)の生起を決定する法則原理とされています。
簡単にいうと「意味のある偶然の一致」というふうに定義されています。

ユングはフロイトの無意識の理論をさらに深めて、集合的無意識について新しい領域を開きました。シンクロニシティはその集合無意識の領域で起こる、というふうにも考えられます。

ユングがある若い女性の患者と話しているときに、あるシンクロニシティの体験をします。

それは、その女性が前夜に、「誰かに黄金のスカラベ(神聖昆虫)を贈られるという非常に印象深い夢をみた」という話をしているときに、何かが窓をたたいている音がして、振り返ってみると、大きな昆虫が飛んできて、外から窓ガラスにぶつかり、暗い部屋の中に入ろうとしているところでした。
そこでユングが窓を開けて、中に飛び込んできた虫を捕まえると、それはバカラコガネムシで、金色のスカラベに最も近いものでした。その偶然の一致から、女性患者にある気づきが生まれたのでした。

それは偶然の一致のように思えますが、そこには重要なある意味を見いだすこともできるので、意味のある偶然の一致のことをシンクロニシティというふうにいうようになったようです。

それは、ある人に会いたいと思っていると偶然その人にばったりと町であったり、電話がかかってきたりということだったりもします。

そのなかでも、『生命の暗号(サムシンググレート)』に書かれてある村上和雄博士の例はとても印象的です。

村上博士がヒトレニンの遺伝子情報解読の研究していた頃に、パスツール研究所が80%の解読に成功したという情報を受け取りました。
意気消沈して、たまたま学会へ出席するために滞在していたドイツのハイデルベルグにある学生街の酒場でビールを飲んでいると、そこに顔見知りの京都大学教授の中西重忠先生とばったり会うのです。
中西先生は遺伝子工学の分野で世界的に知られた学者で、自分の苦境を訴えたところ、「協力しましょう」ということで、その応援の甲斐もあって、遺伝子解読に成功してしまうのです。

村上博士は、この経験から、強い思いがあるとき、遺伝子のスイッチがONになって、そのようなシンクロニシティが起こりやすくなる、という説を提唱されています。

ユニティインスティチュートでは、シンクロニシティは自分の内なる本性につながり、命の流れに乗ったときに起こるというふうに考えています。
もっと簡単にいえば、ハートのシンクロニシティの場につながる、という言い方をします。
それは量子力学ではゼロポイントフィールドとして解き明かされつつあります。

つまり、量子論においては、物理的には離れた空間と時間にある素粒子同士の非局在的なつながりを内包していると考えます。
そのなかでは、同じ源の粒子が、あたかも空間的、時間的な距離など存在しないかのように、相関性を保つ、ということが実験的に確かめられているのです。

そのようなことが可能となる場が仏陀の教えでは「空(くう)」であり、ハートの空のスペースで起こることでもあるのです。


ユニティインスティチュートの「エッセンシャルライフ」では、このシンクロニシティが新しい生き方の鍵になるというふうに教えています。

それでは、「愛する人生を生きる」(原題”Live The Life You Love") より、第10章「シンクロニシティの法則:新しい生き方」より紹介します。


      ………○…………○…………○………


「シンクロニシティとは何か」
中心に定まるようになると、自然にまったく新しい生き方をするようになります。
シンクロニシティーの流れの中ですべてが起こり、努力がいらないように感じます。
自分の潜在力とユニークな本性を生きるのに必要なものがあれば、それを受け取ります。
中心に定まっていると、自分の内なる本性につながり、命の流れに乗っています。
身も心も軽く、活力に満ち、何をしても自分の実存とピッタリ合っています。
丸ごとの人間として動き、内側や外側の葛藤により消耗しません。
中心に定まっているとき、シンクロニシティの法則を生きているのです。

シンクロニシティは気づいている以上に起こっているものです。
適切な時に適切な場所にいる、ふと出会った人が手助けしてくれる、直観的にどこからともなく良いアイデアが浮かぶ、人生が与えてくれるものを認識し受け取る、などは、シンクロニシティの中にいるときに起ることです。
花がその花びらを開き、かぐわしい香りを放つのに努力はいりません。
同じように簡単に、くつろぎ、フロー(高揚感と自由の中でよどみなく進むこと)、信頼、受容性、やすらかさ、感謝、そのほかの本質が花開きます。

少しの間、思い出してください。ものすごく努力した結果達成できたことにどんなものがありましたか?
受験のために猛勉強し入学できたことや、起業して成功したり、出世したり、家庭生活をうまく行かせたりなど。
このように自分が達成したことに価値を与えましょう。
そして達成から得られる満足や喜びを受け取りましょう。
それができたのは必要な資質が内側にあったからです。
そのことに感謝をいだくかもしれませんね。何かを得るために頑張って、その結果達成したものは、自分でも分かっているし、その価値を認めることは簡単です。
しかしときには自分は何もしていないのに、ただものごとが起る場合があります。
そんなときは、起こっていることを認めたり、その価値を感じることはずっと難しくなります。
そして、運が良かっただけで、偶然に起こったことだと考えてしまいがちです。

さて、ちょっと思い出してみましょう。
努力していないのに何かが起こったような経験です。
思い出せたら、偶然で運が良かったのだと思う代わりに、それはシンクロニシティによって起こったと考えてみましょう。
深呼吸をしましょう。
そしてハートを感じましょう。
シンクロニシティによって起こったことに価値を与えることができますか?
シンクロニシティを認めることはどんな感じでしょう?
このシンクロニシティの瞬間に対して感謝の気持ちを感じるかもしれませんね。

シンクロニシティという言葉にはいろいろな意味があり、宗教や宗派により異なった見方がされてきています。
もし良ければ、少し時間をとってあなたにとってシンクロニシティとはどんな意味の言葉だったのか考えてみてください。
私たちの理解では、シンクロニシティは誰でも経験できるもので、命のひとつの次元としていつでも存在しているのです。
これは誰にでも手が届くもので、ひとりひとりがシンクロニシティを自分独自の仕方で経験します。
シンクロニシティの経験は、中心に定まることで起こります。
シンクロニシティを無理やり起こすことはできません。
シンクロニシティの法則に沿って生きるためには、シンクロニシティを認識し、それを受け取るだけで良いのです。