私は妊娠する前、ある特定の映画を何回も見ていました。
それは『フルハウス(海外のテレビドラマ)』


これは個人的な私の過去を物語ってくれる作品でした。
何気なく見ているドラマに、自己を癒す大きな役割があるということを思い知らされたのです。
もちろんフルハウスによる癒しは、みなさんには当てはまらないかもしれません。
私が小さいころに見ていたもので、それが私の内面的を動かしたことなので。
私はこの作品を去年の夏ごろから見ていました。
なんとなく懐かしいし、外人好きだし(^^)、理由もなくただ見たいからみていました。
毎日ね…(→そこがすでにおかしいですかね…笑)
私が欲しかったもの。小さい頃から欲していたもの。
それを無意識にドラマを見ることで、内面的に癒していたのですね。
私は両親が共働きだったので、小学生の頃から、祖父母のところに預けられていました。
平日は夜まで親が不在だったから、自分が親になることに関して、結婚してからもかなり慎重だったのです。
学校から帰ってきては、祖父母と同居している母のお姉さんが夕飯を作ってくれます。おばさんにも子供が3人。
夕飯をみんなで食べ終わると、ちょうどフルハウスが放送されていた時間になり、私はおじいちゃんのお部屋で一人フルハウスを見に行くのです。
「早くお風呂に入りなさい」と、言われながらも…。
20年ぶりくらいにこのドラマを見て、私のインナーチャイルドが時空を超えて、現在の私に気づいてほしかったこと。
それは…
私って一人ぼっちだったんだ。
お母さんに家にいてもらいたかった。
一緒にフルハウスを見て、横で共感してくれる人が本当に欲しかった。
本当に時代を超えて、現在の私と昔の私が一緒にあのテレビドラマを見ていたことに気づき、結婚し、子供産むなら、これ見なきゃだめだよって、子供の私が伝えにきたんです。
そして、子供の私は大人になった私と一緒にフルハウスを見たかったのだと腑に落ちた瞬間、涙であふれました。
あー、本当に寂しかったんだなーって。
フルハウスは、母親不在のドラマです。
海外ドラマでインナーチャイルド癒し!は、話が長くなるので、別の記事で書きますね。
恐るべし、ドラマの力!

撮影場所:山梨県(2016年)