東京でのワークショップの準備や段取り。身体塾の段取りなのでバタバタしてしまいブログをおろそかにしていました。。。

前回の予告通り、歩くときの接地について。
前回お話した通り、接地はグローブでのキャッチボールです。グローブでなくてもバスケットのパスでも良いのですがグローブでのキャッチボールが最も適しているので、女性でキャッチボールをしたことがない方すいません・・・
では何がキャッチボールなのかですが、それは柔らかさです。
硬球でキャッチボールをした事がある方ならわかりますが、ボールと手(グローブ)が衝突するようにキャッチすると手はかなり痛いです

ですから肘を少し引く様に柔らかく使って衝撃を吸収するようにします。
これが接地の時もあるべきです。床反力を使って前に進むのですが、地面と衝突していては身体は壊れます。ですから接地の時に膝を伸ばし切るのではなく少し曲げる。講座でも接地の時の膝の角度は170度としています。

それはこの為です。
それともう1つが、キャッチボールの時のグローブの動きです。これが本当に大切。
野球が上手い人は解ると思いますが、ボールをキャッチするとき握りますか?
実際は握っているのですが、必死に握っていることはないと思います。なぜならいわゆるポケットでボールを受けた時手は勝手に閉じるからです。解らない方は素手で試してみましょう。
左手をパーして下さい。そして力を抜いて下さい。右の拳をボールに見立てて左手にぶつけて下さい。しっかり力が抜けていたら左手は勝手に右の拳を握っています。
これです。
つまり足が柔らかく力が抜けていると接地した時に勝手に地面をとらえます。これが私が言う「地面に触れる」です
歩く時は足先、足で歩くのではなくもっと身体の中心の力で動かします。それができると末端の力は抜きやすくなり、上手に使えるようになります。
4月からこの様な使い方や身体をコーディネートする力をつけていこうという、田渕式「身体塾」を江坂のヨガスタジオwithさんで開催しております。
興味のある方はb.m.a.tabuchi@gmail.comに連絡いただけましたら募集要項をお送りいたします。