私は小学校から高校までバスケットボールをしていました。
その練習で1周500メートルの学校周りを3周・2周・1周とすべてタイムを計ってのランニングがありました。最低でも3周×2、2周×2、1周×2で多い時で3周×3、2周×3、1周×3を走りました

ではこの練習は役に立ったのか・・・
答えはかなり効果があり、体力で負けることはまずありませんでした。
やみくもに走ったらいいのかというと絶対に違います。しかしこれは効果がありました。その訳を検証してみましょう。
当時のバスケットは前後半の15分ハーフ。1試合の平均走行距離は中学生で約4キロちょっとです。この距離は現在でも大差ないと思います。クォーター制のため少し伸びている可能性はありますが。
これを踏まえ考えてみると最低の時でも6キロ、多い時で9キロの走る練習がありました。多い時というのは土曜日や体育館の割り当てがない外のみの練習のときで週に2日ありました。
こう見てみると最低でも1試合分走行距離はカバーされ多い時では2試合分カバーできています。中学の大会ではダブルヘッダーは当たり前ですのでかなり考えられた練習だったの思います。しかもこれをただ走るだけでなく、マネージャーが全てタイムをとっていたのでかなり本気で走らなければいけませんでした。
2試合戦える体力と試合で速攻を掛け合っても脚があがらないための400メートルから500メートルのダッシュ(無酸素状態に耐えれる身体にするため)をしていたってことになります。もちろん体育館ではもっと短いし20メートルほどのダッシュや3メンなどを嫌になるくらいしていました。
このように「走る」練習もその競技を踏まえるとその距離・時間などがみえてくると思います。体力をつける!や足腰を鍛えるなどといって寒い時期は長距離走をしがちですがその前に自分の行っている競技を分析して「走る」練習をより意味のあるものにしてみると春には全く違うチーム・自分になっていると思います。
ちなみに長距離を走っても足腰は鍛えられないと
