上手くなる練習 | 田渕秀隆の公式ブログ

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パフォーマンス向上には身体の使い方が不可欠です。あなたの癖・間違った使い方を指摘し、「使える身体」に導きます♪また使える身体になると身体は綺麗になります!

次男のバスケットボール部の顧問の先生は三名おられ本当に熱心に活動されています。選手にも心構えとしてプリントを配布されているようで、次男も机にはっているのを先日見つけたのでパチっI




いかにも中学生のクラブって感じでいいですね。顧問の先生も大学までバスケをされていたようで熱い感じはよくわかります。


これを撮影していた時次男はおらず、長男と話しながら撮っていました。


その時二人が気になったのが二か所

どこかわかりますか?長男は私のスポーツに関する考えを理解しているので引っかかったんだと思います。普通はスルーするかもしれません。

1つは「13.へばった時に、頑張ることを癖とせよ。技術が伸びる時はその時である」です。

めっちゃ昭和な考えですね。ディスるつもりで言っているのではありませんが、へばった状態では「技術」が伸びる事は絶対にありません。へばった状態で伸びるのは「筋持久力」です。

へばるほどの反復練習は怪我をするだけです。神経も筋肉もストレスがない状態でないと「技術」やテクニックは習得できません。未だに、野球などでは「身体に覚える」ためということで長い時間ノックをしたりしていますが、はっきり言って無駄です。
逆に瞬間的に頭を脳を使って判断するのがスポーツですから、身体が勝手に動いてはいけません。

話をもどします。「技術」の練習は脳と神経と筋肉のリンクが強くないと意味がありませんので出来るだけストレスがなく、体力、気力、集中力がマックスに近い状態でないと効率よく習得できません。

言ってみれば「技術」の習得ほど指導者の知識が問われます。


もう一つは「練習では自分が一番下手だと思え、試合では自分が一番上手いと思え」です

練習でも試合でも「自分は出来る子」と思っていないとプレイヤーとしての伸びがないのはメンタルトレーニングを勉強した方ならわかると思います。


「俺は言われたことは全部できるよ」って位強気に、いざ出来なくても「次は出来る」と思いこんでやるくらいでないと絶対にできません。自分で「出来る」と思えたことしか人間はできません。自分を下手だと否定した選手がのびる訳はありません。試に先生に聞いてみて下さい。その先生は学生の時どう思ってやっていたか。たぶん「自分は練習では下手だと思ってやっていた」と言うでしょう。で、その先生はオリンピックに行きました?全国大会で活躍しましたか?おそらくしていません。だってその考えでは全国では勝てませんから・・・

全国で勝つ奴の思考をしないと、本当の意味で自分の能力を伸ばす事はできませんからね。
まぁ極論ですがプラス思考でやったほうが伸びやすいですからね

これが私と長男が引っかかった点です。皆さんはどうですか?