田渕秀隆の公式ブログ

田渕秀隆の公式ブログ

パフォーマンス向上には身体の使い方が不可欠です。あなたの癖・間違った使い方を指摘し、「使える身体」に導きます♪また使える身体になると身体は綺麗になります!

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今日は朝から某高校のグラウンドに行ってました。覚悟はしていたけどめっちゃ寒い。半年ぶりにあった選手達。デカくなった奴。変わらない奴。サボっていてダメになってた奴。色々いたなぁ。
そんな中で選手がしてきた質問に「体重を増やしたい」「体を大きくしたい」ってのがありました。
田渕メソッドでは「ウエットで成長させてドライに仕上げる」ってのがあります。水分の摂り方を工夫するってこと。ヒントは力士の食べ方。太ってる方の食べ方。逆に体を仕上げて試合に望む際はその逆をするとキレッキレになる。
今日の高校生かなりいい質問やったね(^_^)
いくつかのチームから依頼があり、野球の冬のトレーニングプログラムを作成しました。野球の冬のトレーニングと言えば、「走り込み」って言うのが定番です。
私のプログラムも走るメニューはありますが特徴は、短距離のみタイムをとるです。

長距離を走らない理由は、長距離走が野球で使う筋肉や仕組みと全く関係無いため。野球は瞬発力のスポーツですから遅筋を育てる長距離走は無意味。
タイムをとる事には沢山の意味がありますが、毎回マックスで走る事で「走る」をいわゆる筋トレにしたいからと、マックスで走るには気持ちをしっかりと持って集中しなければなりません、その気持ちや集中力の練習の為です。

走るメニュー以外は自重トレーニングやコーディネートトレーニングが主です。

ダルビッシュ投手の影響でウェイトトレーニングをやりたがる向きがありますが、私は関節に負担の少ない自重トレーニングで身体の使い方やトレーニング部位の意識を高める練習をしっかりした後、きちんとしたトレーナーが付いた状態でしかウェイトトレーニングはやるべきでないと考えています。従って、いきなりウェイトトレーニングをメニューにしてくれって方は、他のトレーナーにご依頼下さい。

私からしたら、ダルビッシュ投手や大谷選手は身体の使い方が非常に上手です。そのベースがあるからウェイトトレーニングをして、即効果がでたんだと考えます。身体の使い方を間違っているのにウェイトトレーニングをして身体を大きくすると間違いなく壊れます。

FBで宣言した通り、ブログを再開します。今年はホンマに田渕ワールド全開で好き勝手に書きます。批判は無視します。悪しからず…

日曜にバスケの指導をしたので、その一コマをニヤリ




指導している小学生はドリブルが下手。何が下手かと言うと「抜く」能力が乏しい。これを解消するためにスピード変化を練習していますが出来ない…所謂「突き出しのドリブル」が出来ない。スピードにのったドリブルをするには前に前にドリブルをつかないといけない。下に下にドリブルをついていては自分がボールを抜いちゃいますえーんいや実際その様な小学生が多い。

これを矯正するために、サークルシュートをしました。サークルを1周してレイアップをするという練習です。
その時に意識するポイントは3つ
①膝の高さのドリブル
②ドリブルと反対側の腕の使い方
③ドリブルを小指側でつく

②はたくさん書かないといけないので、今日はすぐ出来る③について…

前にドリブルをする突き出しのドリブルは肘から真っ直ぐに腕を出すのが理想です。これを可能にするのは腕の伸筋なんです。ここで手と神経支配の関係を利用して、その伸筋群を使いやすい環境を作ります。正確には伸筋群と反対の屈筋群を使いにくくします。手の親指•人差し指は屈筋を使いやすくし、小指•薬指は伸筋を使いやすくします。

この法則を利用するべく小指•薬指•中指の三本の範囲でドリブルをします。そうするとスムースに肘から前に出しやすくなり、肘を曲げこねる様に下にドリブルしなくなります。

野球のバッティングや格闘技の関節技の際もこの手の法則は役にたちます。

ちょっとした身体の仕組みを利用するとスポーツの上達は楽になります。


今回飛ばした②はまた書きます。