いくつかのチームから依頼があり、野球の冬のトレーニングプログラムを作成しました。野球の冬のトレーニングと言えば、「走り込み」って言うのが定番です。
私のプログラムも走るメニューはありますが特徴は、短距離のみとタイムをとるです。
長距離を走らない理由は、長距離走が野球で使う筋肉や仕組みと全く関係無いため。野球は瞬発力のスポーツですから遅筋を育てる長距離走は無意味。
タイムをとる事には沢山の意味がありますが、毎回マックスで走る事で「走る」をいわゆる筋トレにしたいからと、マックスで走るには気持ちをしっかりと持って集中しなければなりません、その気持ちや集中力の練習の為です。
走るメニュー以外は自重トレーニングやコーディネートトレーニングが主です。
ダルビッシュ投手の影響でウェイトトレーニングをやりたがる向きがありますが、私は関節に負担の少ない自重トレーニングで身体の使い方やトレーニング部位の意識を高める練習をしっかりした後、きちんとしたトレーナーが付いた状態でしかウェイトトレーニングはやるべきでないと考えています。従って、いきなりウェイトトレーニングをメニューにしてくれって方は、他のトレーナーにご依頼下さい。
私からしたら、ダルビッシュ投手や大谷選手は身体の使い方が非常に上手です。そのベースがあるからウェイトトレーニングをして、即効果がでたんだと考えます。身体の使い方を間違っているのにウェイトトレーニングをして身体を大きくすると間違いなく壊れます。