ぼくらはみんな生きている♪ | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

野口晴哉先生のお言葉を引用します。

以下、引用

 

「生は信ずベ可(べ)きものだ」

 

みなさんは、お考えになったことがありますか、

「自分は何故生きているのだろうか」と

 

生きているから考えるのです。

生きているから感じ、又動けるのです。

生きていることがいつも先です。

 

人間の裡(うち)には欲求するものがあります。

それが人間を動かしているのです。

しかし、何故人間は欲求するのか、生きているからであります。

欲求だけが生きていることに直接連なっているのです。

考えも感ずることも、又動くことも欲求によってあるのです。

 

皆さんは、自分の裡の真の欲求を見定めたことがありますか。

もし見定めれば、人間は全生する為の欲求と手段とを具(そな)えて

いるのだということがお判りになりましょう。

 

以上、引用終わり

 

いつから生きてる体を信頼しなくなり、知識を信用するようになったのだろう?

わたしたちの出発点はいつでも「生きている」にある。

 

とてもシンプルなことですが、とても大切なことだと思いました。

私たちの体は誰でも、産まれたからには生きているし、生きようとしているのです。

生きている体が、この体を死ぬまで生かそうとしているのです。

いつだってこの体は生きるために自ら変化していくのです。

 

その為にすべての手段を駆使し、

どうすればいいかを要求するのです。

 

もう何も足すことはないくらいに生命は自然に完全なんです。

 

やがて変化ができなくなるまで、

つまり死ぬまで、力の限り、自ら生きるために全力で変化し続けるのです。

 

今起こっていることは、すべて生きているからなんです!

ぼくらはみんな生きてるんです!

 

生きるということに於いて、体は絶対に私たちを裏切らない。

裏切り続けているのは、もしかしたら体を信じられなくなった私たちの方かも知れない。