「美容の大敵!」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

乾いた冷たい風が吹き、


ここんところ寒い日が続いています。


この時期、ゆにちゃんは出会う人の口元をよく見ています。



これ何かというと、


「渇きチェック」なんです!


乾燥した日には洗濯物が早く乾くように、


からからに干からびた干物人間が町中いたるところに…(笑)


たかが、「渇き」だとあなどってはいけませんよ~!!


人間の体はおよそ70%が水分だと言われています。


体の大部分を占めている水分量が体に影響を与えないわけがありません。



特に女性にとっては「老化」「お肌」の問題に直結していますからね!


体の中の水分量と関係が深い臓器、


それは腎臓なんです。


「腎臓を酷使する人は、早く老ける」


知ってましたか?


まぁ、ようするに腎臓は体の中の水分中の毒素をこして、


おしっことして出すところなんです。


当然働きが悪くなってきたら、毒素が体中にまわりますよね。


とっても、体に悪そうですよね(;´∀`)


では、おしっこで出せないものはどこから出しますか?


汗や皮膚からなんです。


実は皮膚というのは呼吸器であり排泄器官でもあるのです。



では、お話を「渇き」に戻していきます。


水分が足りないと体の毒素の濃度があがりますよね。


腎臓は毒素の濃度を保つため、働きが過剰になってきます。


働きが不十分になるとどうなりますか?


そうです!


毒素が体にまわるんです。


これで皮膚病的なものや神経痛などを起こしている方もおられるそうですよ。


あとは、血液も水分ですから毒素入りの汚れた、ドロドロの血が全身をまわります。


細胞は血液によって新陳代謝しますので、当然、いい細胞ができないということですね。


お肌の状況が悪くなる一方ですね。


これだけではありません。


高齢の方、肌をみてください。


これは水分を保てなくなり、弾力のなくなったお肌なのです。


ちなみに高齢者の水分量は新生児の70%に対し、50%代になっているそうですよ。


カサカサ・しわしわ~の原因は体全体の水分量にすごく関係しているとも言えます。


水分量はつやだけでなく、張りにも関係しているということですね。


整体的に見ても、高齢者がお風呂やトイレで突然死することや、この時期に風邪をひき込んで


しまうことも、さかむけ・あかぎれなどなど、意外なのですが、この水分不足による体の伸び縮み、


つまり弾力の低下が、その背景にあるといわれています。



この時期の水分に関する過ごし方のポイントをご紹介します。


飲み方は、5度以下のお水をちびちび飲むのが一番体の中に保ちます。


ごくごく飲んだり、お茶、コーヒー、お酒はおしっこですぐに出て保ちにくいです。


おすすめは、お風呂に入るときにペットボトルに水を入れて持って入り、


湯船につかりながら、ちびちび飲むです。


電気毛布やこたつで寝ない。(足元だけならいいと思います)


働き過ぎない・食べ過ぎない・特に足先を冷やさない(腎臓がくたびれるから)


乾燥した体は口まわりがカサカサになったり、髪の毛がパサパサしてたり、


皮膚にかゆみがでたりするとかなりの「干物注意報」なので


心当たりのある方は、少し気にかけてあげて「美肌・老化対策」してくださいね。


特に受験を控えた学生さんは水分が足らないことによる風邪を引かないためにも


水分補給をお忘れなく。