「当たり前」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

体には、自分を修復する働きがあります。


ケガをすれば、勝手に治っていくでしょう?


当たり前過ぎますね(笑)


放っておいてもよくなろうとする力が自分にあることを


みなさんは当たり前過ぎて忘れてしまっているのです。


生きる力のある内は、体はいつだって、今、何が必要


かを知っていて、実行し、良くなっていこうとする性質が


あるのです。ただ、これが私たちの都合に合わないだけ


なのです。


治癒反応は、その大部分が不快症状なのです。痛み、


熱、炎症、腫れ、しびれなどありとあらゆる機能を駆使


して体を良い状態にしていこうと努力しています。


(もう少し詳しく紹介してますので、よかったら、こちら


もご覧ください→「不調?」  「敵?味方?」


私たちはこの不快症状が悪いと勘違いしていしまいま


すが、実はそうではないのです。


体は、私たちの気付くかなり前から、体の異常に気付い


ていて、それについて何をどうすれば最善なのかを考慮


した上で、体の力を発動させて生命を守っている、これが


不快症状なのです。これは、原因じゃなくて、すでに結果


なのです。


体がよくなるためにやっていることを止めさせようとしてし


まうとどうなるか? 答えはシンプルですよね!


体に起こることは、そのほとんどが生きるための調整なの


です。同時にこれらを起こさなければならない状況がそこ


に必ずあるのです。結果だけがポツンと現れることはない


のです。


不快症状は、不都合ですし、辛いし、人を不安にします。


でも、逆に考えてみてください。不快でなければ、これが、


もし気持ちよかったり、何も感じないのなら、自分で何が


異常だったのかに気付き、これが起きなければならない


状況がなくなるように行動を、つまり生き方を変化できた


でしょうか?


体は、私たちより私たちの性質をより熟知しているのです。


しかも、この智慧で、私たちがこの生命を終えるその瞬間


まで、あきらめることなくサポートしてくれるのです。



体はいつでも生命全体のバランスをとりながら、必要なこ


とを絶妙のタイミングで起こし、必要な時間をかけて自分を


よくしていこうとしていくのです。



早くの治そうとしても、不快症状をなくそうとしても、それは


自分の都合で、時間的なことも、起こることもすべて必要な


ものは必要なだけ起こり、やがてその必要がなくなるまで


つづき、その役目がなくなればなくなるのです。



本当はこんなこと考えず当たり前に生きているのがいいの


です!だってそのようにできているんですから(笑)


だったらこの当たり前をより活かすために、このことに気付


いていただければいいんじゃないかと思う今日この頃です。