「鈍る」ということ | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

体は、変わっていく環境に対して体を変化することによって


生きています。


分かりやすくいえば、走れば勝手に心臓が早くなり


落ち着けば自動的に心臓も落ち着いてくる。


環境が変わってるのに体が変わらないと死んでしまいます。


そのように、体は無意識の働きにより生命を維持できる


ように絶えず変化しています。


その変化を感じれるように様々な情報を感覚器官を通じて


認識します。


では、この感覚器官の感度が鈍ればどうなるでしょう?


変化に気付かず、体が変化に対応しきれず壊れてから気付く


ことになるのです。


これを整体では「鈍り」というのです。


しかし、自分では気付いていないのがこの「鈍り」なのです。


気付いているなら鈍ってないんです!


ここがクセモノなんですよ!!


分かりやすい例でいえば、「冷え」です。


私たちは体に起こる変化を、骨盤と背骨を通じて確認することができます。


本人は冷やしてないつもりでも、体が冷えた時の形になっていれば


冷えているのです。冷えていないのならそういう形にもなっていないはずです。


これが、腰痛になったり、下痢になったり、もっと気付かなければ、がんに


なったり、リュウマチになったりしてから気付くのです。


でも、自分のことになるとサッパリ分からないのです。


みなさんは、寒いと思うことが悪いとか弱いように感じられるかもしれませんが、


寒いと感じるのも生きるための機能であり、大切なセンサーなのです。


あまりにもこのセンサーを無視していくとやがて反応が鈍くなり、感度が


悪くなります。何度注意されても態度を改めないとしまいに何も言ってもくれ


なくなるのとよく似てますね(笑)


鈍った感覚を取り戻せば、体が壊れる前に寒いと感じて行動も変わるのです。


環境に対していち早く何かを感じ行動し、体を変化して適応できれば楽ちんなん


ですね。


いつだって軽快に変化できるように、頭も体も柔軟でありたいものです。




※冷えの鈍り解消のために、暑くても靴下を2~3枚履きにして、寝るときも靴下を

 1枚履いて、1週間~2週間過ごしてみてください。すると、寒さをキチンと感じれ

 るようになります。そうすれば、体の不調がなくなったり、調子がよくなったりする

 こともあるかもです!? 是非、一度試してみてくださいね。