全生社 野口晴哉 「体構造の運動」 第一巻 p.229より
~正常な変動は病気ではない~
手、足がしびれる。痰が濃くなって切れないような咳が続く。あるいは、手足がむくんでくる。
極端に冷えたときには、臨時にそうなります。でもこの時期は、脚湯するとなくなってしまうのです。
たいへん重い変動だと思って大騒ぎをしますけれど、念のために、朝起きたときに脚湯すると、そう
いう変動がなくなります。こういう変動があれば病気だという考えを持ち、過去のいろいろな病気と、
その兆候を結びつけるので、こういう簡単なことが判らず、気がつかない。それでゴタゴタやっていると
、本物の病気になってゆく。何とか治そうとして、体の自然の働きを乱してしまうので、病気になってゆく
ことは多いのです。けれど、当初はそういう変化をスパッと起こせるのですから、体は敏感で病気では
ないのです。むしろ、体は正常な状態である。冷えたということだけが悪いのです。
以上、引用終わり。
変動に異常と正常があるなんて思いもよらないですよね!
ちなみにこの時期とは今頃のようです。
脚湯のやり方は→龍岡先生のブログ
なんだか関係ありそうな方は、念のためにお試しください。