「治さなければならないもの」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

先日、芦屋で二宮先生の整体指導の見学に行ってきました。


道場に入ると真っ先に目に飛び込んできたものがありました。


いつも、床の間には美しくいけられたお花と掛け軸があるのですが、


なんとその掛け軸が、野口晴哉先生の書だったのです!


ゆにちゃんは書について全然わかりませんが、なんだか野口先生を


身近に感じられたことにすごくワクワクしてしまいましたラブラブ


この書は、二宮先生が整体協会で整体コンサルタントの段位を最年少


最短で取得された時に特別に野口先生から送られたものだそうです。


(やはり、二宮先生すごい方です!)



溌剌(はつらつ)と生きる者のみに深い


眠りがある 生ききった者にだけ安


らかな死がある   晴哉



これを見て、ゆにちゃんはこう感じました


病気など全く相手にしていないんですよね。


溌剌と生きれば、深く寝れる。これだけで大丈夫!


あとは、体に任せればいいということでしょう。


自分の生き方の結果として出てきた症状だけ見て


それだけを治そうとすることで、誰かの、何かのせいに


して、症状の真犯人をますます分からなくしてしまう。


誰かに何かをやらされているようでは、全力で溌剌と


生きてはいけないでしょう。


体にある力を存分に使い生きていく、そうすればそれに


見合う結果があらわれるということですかね。


自分がしようと思わないことに力が発揮されていい結果が


得られるわけはないですもんね。自主的であるかどうか?


これがポイントのような気がします。


これだけ医学が進歩し、いろいろな病気のメカニズムが解明


されていても、やはり治さなければならないのは病気や症状だけ


ではないということではないでしょうか?



この書を若き日の二宮先生に送られた野口先生の気持ちに思いを


馳せながら整体指導を見学させていただく素晴らしい一日でした。