一息四脈(いっそくしみゃく) | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

先日、六ヶ月になる娘が激しく吐き下していました。


おそらく、捕食が今の体調に適わなかったためだと思われるのですが・・・


こういう時、みなさんだったらどうします?


様子を見るといっても不安ですし、病院に行くかどうかの判断もむずかしい。


こんな時に体調を測る目安として覚えておきたいのが、一息四脈なんです。


人間には、リズムがありまして、正常に体の機能が働いていれば、吸って吐く


(つまり一息)の間に四回の脈を打っているのだそうです。


これは、心拍が早くなれば、呼吸数も増えるので正常であれば一息四脈を保つ


ように体は出来ているということですね。


脈拍を呼吸数で割って、「4」が立てば体が自然な要求として働いているというこ


とになります。


一方、この値が「2」や「6」の場合は、体の自然調整能力のキャパシティを超えて


何かが起こっているか、起ころうとしているということになるのです。


今回の我が家の出来事に置き換えると、娘は一息四脈でしたので、吐くということは


今の体に適わない物が入ってきたので胃袋が吸収する前に吐き出そうとして、さらに


腸まで行ってしまったものを早く排出しようと、水みたいな下痢になったと思われます。


ちなみに、その間は普段では考えられない量の水を要求し、洗い流すかのように飲ん


でいました。


これは、自然な体の要求によって行われているのことなので、吐き出して下痢して


早く出してくれた方が安心だと考えてました。 


もし、これが一息二脈や六脈なら、とても警戒しなければなりません。


生命の危険を回避するために次にさらに大きな反応が起こる可能性があるからです。 


このような時に「一息四脈」が診れれば、判断に役立ちますので、覚えてみられては


いかがでしょうか?



①一分間の脈を手首の親指側で数えます。


②一分間の呼吸を数えます。 (仰向けになってお腹や胸を見れば分かりやすい。)


※ 「吸って、吐いて」で一息です。


③ 脈数÷呼吸数を計算する。


「3.5~4.5」→正常値    「2」や「6」前後なら要警戒!



注意 : ケガ直後などは、脈が上がるので落ち着いた時に測るようにしてください。

 

      お子様は、じっとしていないので寝ている時が測りやすいです。


      頭の打撲(特に後頭部)は、当日は数時間おき、次の日から一週間は

      

      朝昼晩を測るといいです。脳膜炎は、数日後にでることもあるからです。


      頭部打撲時に一息二脈の時は、なんともなく元気そうでも警戒してください!



いざという時に使いこなせるように普段から、練習して馴れ親しんでおくといいですよ。


赤ちゃんの脈はとりにくいし、強く抑えすぎると自分の脈をとってしまうこともありますので、


注意してくださいね! まぁ、あくまで目安ですので判断はくれぐれも慎重にお願いします。