中居くんの事件で思うこと | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

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日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

これだけコンプラが厳しくなっているのに、いまだに悪しき習慣がなくならない業界に吐き気がします。

こういった事件の加害者は常習犯。

痴漢・セクハラの類は一度成功してしまうと何度も繰り返します。

自分らがストレス解消&美味しい思いをした裏側で被害者らがどれだけ気持ち悪い思いして苦しんでいるのか、加害者は全く想像もしてないんでしょうね。

 

想像力の欠如した、自分さえ良ければいい腐った人間がまだまだ業界にはたっくさんいます!

 

こちらはおススメの本です。

報道に関わる女性たちが、自身の体験談を交えてマスコミ内部がいかに時代遅れでいまだに体育会系のノリ、男性中心の企業であるかを語っています。

 

元TBSアナウンサー小島慶子さんのお話からも、女子アナという若くて可愛い置物としての在り方にメスを入れています。

足をどかしてくれませんか。——メディアは女たちの声を届けているか

林 香里 , 小島 慶子 , 山本 恵子白河 桃子 , 治部 れんげ , 浜田 敬子 , 竹下 郁子 , 李 美淑 , 田中 東子 

 

私は本を読みながら、何度「そうだそうだ!」と合いの手を打ったかしれないです。

社会で働く女性の思うところを代弁してくれています。

 

昔の企業は社員の嫁候補として女性を就職させていました。

女性は性接待、上納、結婚して子供を産ませるだけの存在なのか?

 

私も何度も被害に遭っています。

なぜ、男性同士なら信頼関係だけで済むのに、女性が絡むと肉体関係ありきになるのか?

断れば仕事自体、紹介自体がなくなる。

あげく無視され、その仕事場にさえ居づらくさせられる。

 

あるテレビ局がイベント主催しているサイレントショーに出演した時のこと。

そのころ、仲の良かった役者仲間の一人がそのサイレントショーの下請けプロデューサーをしており、キャスティング権を持っていました。しかも単発ではなく今後も固定キャストとして声を掛けてくれるとのお話だったので、下積み時代の役者にとってお芝居のお仕事を頂けるのは滅多にあることではないから、本当に有難かったです。

 

会場は西武球場。

リハーサルと本番当日、二日間の拘束で近くの民宿を抑えているとのこと。

家から距離はあるものの原付バイクで2時間ほどの距離だったので、私は一旦帰宅すると言い張りましたが、体力的につらいだろうから無理せずに泊まっていけばいいとプロデューサーに強引に連れて行かれました。

 

宿泊所に到着するとプロデューサーが、

「他の出演者は大広間に雑魚寝だし、知らない奴らと同じ部屋は気まずいだろう。俺は一人部屋だから、俺の部屋に来ればいい」と俺様顔で誘われました。

 

は?と、当然なるよねガーン

 

これが狙いか……と理解しました。

テレビ局直属でもない、大ベテランプロデューサーでもない、単なる下請けの、アルバイト感覚でイベントを請け負っているだけの雇われプロデューサーでさえキャスティング権を手にすればこうなるのかと……。

 

底辺人間の性でしょうね。

ちょっと権力を持つとつけあがる小者気質。

普段モテないもんだから、こうでもしないとチャンスがないんでしょうね。

 

クズですね。

 

こんな下っ端の人間でもズルいこと考えるんだから、実際に力を持ったプロデューサーやタレントがこの手を使わんわけがない。

 

私の場合は社員でもなかったし、このプロデューサーに嫌われたところで痛くも痒くもなかったのであっさり断りましたけど、そしたらあからさまに不機嫌になって、固定キャストと言っていたのにそれ以降一切お声がかからなくなりました笑い泣き

 

 

そうやってなくなった仕事の話がまだまだまだまだたくさんあります。

そうやって干された女性や心身を病んだ女性は、私以外にもたくさんいると思いますよ!

 

 

今こそ世の中が変わる時です。

ずる賢く、人を傷つけてもなんとも思わない悪魔達が去り、頑張った人が正しく報われるような世の中になって欲しい。

 

切に願います。