蜘蛛の糸 | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

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日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

ここであまり政治やニュースのことに触れたくはないのですが、このウィルスの影響を受けて、人々の隠されてきた闇の部分があぶり出されてきているように感じます。ので、一つ、私が思ったことをしたためます。

 

 

はじめは自然災害だったかもしれない新型コロナウィルス、今は人災と感じます。

 

皆さんはこの騒動をどのようにお考えですか?

 

私は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のように思います。一つしかない逃げ道に沢山の人が押し寄せている。買い占めもそうですね。俺が先だ私が先だと、自分が助かることだけを考えて人々が争っている様子。

 

まず、この国のリーダー達の緊急経済支援策について。

 

和牛商品券、旅行助成金。

 

 

え?目

 

 

これって生活に不自由ない人が欲しい物じゃない?

 

まずは生活の基盤が整う方が先じゃない?

 

つまり、少しも国民の立場になって考えてないってことですよね。

 

日々、国家議員らがご贔屓を受けているデパートや大手企業が泣きついてきたのか知りませんが、これって間違いなく利権ですよね。

 

会社のお金持ち←と、この話を話題にしたところ、

 

 

「だって貯蓄されたら意味ねえじゃんイヒ

 

 

と。いやいや、いまの庶民に貯蓄する余裕もないって。ていうか、いやらしい考え方だなと思いましたパー

 

貯めさせないための商品券ってムキー

 

ていうか、税金って国に預けているだけの物なんじゃないですか。それを勝手に使わない商品券にされて返金されてもね。

 

経済を回したいんなら、お金を配らないと。結果的に国にお金が戻るじゃないですか。いまは貧困層を助けないと。富裕層ばかりが得をするから経済が滞っているわけじゃないですか。

 

そんなことも分からないのアセアセこの国のリーダーたちは。

 

で、文化庁の「あけない夜はない」という、「保障はできないけど頑張って」という声明を受けて、有名アーティストたちが我慢も限界で怒りボクシング炎を見せたのですが、それに対しての世間の反応。

 

「娯楽で生きているヤツの保障はあと。先に保障するヤツがいるだろう」と。

 

 

あああああ?

 

 

職業差別はなはだしいムカムカグー

 

マジこれ発言したヤツ、一生音楽聴くなよムキー

 

アーティストもクリエイターも労働者だわ!

 

人の底辺を観た。低レベル過ぎる。

 

こういうことになったのも、政府が一部だけに保障をしようとしてるから。蜘蛛の糸にぶらさがっているのは、なにも国民だけじゃないですよ。

 

これを機会にお金や権力にあぐらをかいている時代は終わりになるでしょう。

 

人は奪い合わなくても、争わなくても、恩恵を受けられるようにできている。

 

せめて、このブログを読んで何かを感じた人だけは心を乱さないでいて欲しい。

 

 

時代は変わる。