今日、たまたま仕事で聴いていたサントラCDのアニメが京都アニメーション制作と知り、ブログを書かずにいられなくなりました。
どうして、こんな痛ましい事件が起きるのでしょうか。
はっきりとした動機は今のところ分かっていません。
犠牲になった人達は、私達に想像力や夢を与えてくれるクリエイトの人々。
誰もが子供の頃に楽しんだはずのアニメーションを作っている人達です。
私は上京して来た時、1年間だけ学生寮に入りました。そこには私と同じように田舎から出て来たクリエーターを目指す専門学生ばかりが入居していました。
アニメーターを目指している子も沢山いました。
みんな絵を描くことが好きで、アニメに関われる仕事に就くことを夢見て、キラキラと輝いていました。
好きなことを仕事にするというのは、技術が必要で、修行が必要で、好きだという気持ちだけでは成り立ちません。
そして狭き門。たとえ、希望する会社に入れたとしても、アニメーターは低収入だと聞きます。
それでもがんばれるのは、やっぱり好きだからです。
どうして、未来のある人達が犠牲にならなければならなかったのでしょうか?
一生懸命に働いている人が、コンビニ強盗をして他人から物を盗むような人に、なぜ命を奪わればならなかったのでしょうか?
生まれた環境のせいでしょうか?周囲の人達のせいでしょうか?社会のせいでしょうか?政治家のせいでしょうか?
どんな理由があろうと、人を傷つけて良い理由には絶対になりません。
怒りは怒りを産みます。
いまは心を鎮めて、亡くなられた犠牲者の方のご冥福をお祈りします。