- のぼうの城 通常版 [DVD]/野村萬斎,佐藤浩市,榮倉奈々
- ¥4,095
- Amazon.co.jp
ジャケットのデザイン好きだな(^^)。
あんまり今は時代劇を見る気分じゃなかったので、
改めて時代劇というのは、「さあ、見るか!」と気持ちの切り替えが必要なんだなと感じました。
だって有名な戦国時代ですら、シーンを理解するのに別の脳を使いますもんね。
製作側もそれを知ってるから、とてもわかりやすく作ってくれていますね。
でも、そうすることで、奥深さがなくなってしまう・・・という欠点もありますね。
それと、脚本書いた方は舞台の方なのかな?それとも監督にそのきらいがあるのかな。
映画より、舞台でやったほうが良い作品ですね。
登場の仕方とかが、もろ演劇チックてわ映画でやるとわざとらしく感じる。
誰のために戦うか。
誰のために死ぬか。
戦の時代には、やっぱそれが大きいよな。
戦をするって言い出したのが、のぼうだと知って大笑いした百姓のシーンが好き。
敵味方関係なく、田楽に楽しんでいるシーンが好き。
やっぱ、笑うことが一番いいのだ。
笑わせてくれる人を、人は自然に好きになるのだ。
田楽を踊ったのが史実なのか知らないけれど・・・
昔は芝居や創作舞踊なんてあまり観れない時代だから、目の前に起こる人間模様を、皆で泣いたり笑ったり、皆で一緒に感動したんだって。
昔は男は泣かないなんて価値観ないから、ワンワン泣いたらしい。
いいよな。
そういうの。
あと思ったこと・・・。
最近の映画はほとんどそうだけど、CGがやだな・・・。
丸わかりだし・・・。
それがわかると・・・夢から醒めるわ。
せめて最後の高見台にいるのぼうは、ちゃんと本物の大空を背に撮ってほしかったな。