のぼうの城。 | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

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日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

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ジャケットのデザイン好きだな(^^)。
あんまり今は時代劇を見る気分じゃなかったので、
改めて時代劇というのは、「さあ、見るか!」と気持ちの切り替えが必要なんだなと感じました。

だって有名な戦国時代ですら、シーンを理解するのに別の脳を使いますもんね。
製作側もそれを知ってるから、とてもわかりやすく作ってくれていますね。
でも、そうすることで、奥深さがなくなってしまう・・・という欠点もありますね。
それと、脚本書いた方は舞台の方なのかな?それとも監督にそのきらいがあるのかな。
映画より、舞台でやったほうが良い作品ですね。
登場の仕方とかが、もろ演劇チックてわ映画でやるとわざとらしく感じる。



誰のために戦うか。
誰のために死ぬか。

戦の時代には、やっぱそれが大きいよな。
戦をするって言い出したのが、のぼうだと知って大笑いした百姓のシーンが好き。
敵味方関係なく、田楽に楽しんでいるシーンが好き。

やっぱ、笑うことが一番いいのだ。
笑わせてくれる人を、人は自然に好きになるのだ。

田楽を踊ったのが史実なのか知らないけれど・・・
昔は芝居や創作舞踊なんてあまり観れない時代だから、目の前に起こる人間模様を、皆で泣いたり笑ったり、皆で一緒に感動したんだって。
昔は男は泣かないなんて価値観ないから、ワンワン泣いたらしい。

いいよな。
そういうの。


あと思ったこと・・・。
最近の映画はほとんどそうだけど、CGがやだな・・・。
丸わかりだし・・・。
それがわかると・・・夢から醒めるわ。
せめて最後の高見台にいるのぼうは、ちゃんと本物の大空を背に撮ってほしかったな。