宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ) -63ページ目

宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

$BOSSのブログ-松崎しげる

写真は、1972年のヒット曲。♪黄色い麦わら帽子の女の子、今年も会えるかなあぁ、夏の日出逢った女の子・・♪という歌詞で始まる。時々あった例だけど、このレコジャケに「歌手」は写っていない。CMソング、いわゆる「コマソン」なので、歌手はそんなに大事じゃないという理由だろう。歌っていた歌手、松崎しげるには悪いけれど、確かに当時よく出演していたこのモデル(黄色い麦わら帽子の女の子)の方が、ずっと人気があり、いろんなメディアでクローズアップされていたのだ。グリコアーモンドチョコレートで近藤正臣や森田健作ともCM共演していたはずだけれど、この女の子(女性モデル)の名前は知らない。一体、誰だったのだろう。グリコはCMで、そうした幻想の中の少女の見せ方が実にうまかった。セシルの山口百恵や松田聖子、堀ちえみ。ポッキーの菊池桃子や森高千里、常盤貴子の使い方もありふれた日常の中で輝かせた。今年も暑かった夏がまもなく終わろうとしている。夏の終わりになると、この曲とともに黄色い麦わら帽子の少女に心が馳せる・・。口の中でチョコが溶けてゆくように、甘い季節の終わりが心の中に少しずつ、そっと溶けてゆく・・。

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只今、55歳。ひろみ、Go! Go! ということで、今年もはりきっておられる。それはそれで素敵だけれど、デビュー当時は本当に可愛かった。写真のレコジャケは1972年、セカンドシングルの「小さな体験」。♪どうしてそんなに綺麗になるの? ポクだけのキミでいて欲しいのに・・♪と、 鼻にかかった声は、まさに男のコ女のコだった。歌にドラマに、飛ぶ鳥を落すイキオイだったこの頃、ちょっと変わったドラマにも出演している。73年、土曜夜8時から放送された「肝っ玉捕物帖」だ。記憶には薄いが、江戸の火消し「か組」の物語だった。「肝っ玉」と言えば、あの人気番組「肝っ玉かあさん」を思い出すけれど、そのシリーズ番組では決してない。「肝っ玉かあさん」はドラマのTBS、お得意のファミリー路線。こちらの番組は、ちょっと意表を突いたフジテレビの時代劇なのだ。けれど、主演の京塚昌子をはじめ、なんだかキャストもよく似ている。人気の「肝っ玉」にあやかって、スーパーアイドル郷ひろみを起用して、あの手この手で、きっと土曜8時のお化け番組「8時だョ! 全員集合」に対抗したかったのだろうけど、敢えなく玉砕。約半年で番組終了、郷ひろみの人気もドリフには歯が立たなかった。まだあどけなかった郷ひろみ、小さな体験の頃でした。

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怪獣ブームとコメディ時代のまん中で誕生したのが、愉快なヒーロー。だから、怪獣ではなく、快獣ブースカなのだ。1966年放送開始というと、ウルトラQと同じ時期。ウルトラQに出てきたカネゴンとどこか似ているのは、同じ円谷英二監修によるからかもしれない。この頃から、怪獣は怖いだけではなく、子供たちの友達に進化しつつあった。ブースカやカネゴンだけではない。ガメラはもちろん、当時はゴジラだってシェーまでしたのだから、そうとうにC調だった。他にも、ヤダモン(永井豪)やグズラ(板井れんたろう)なんていう人間と仲良しの珍獣まで登場して、怪獣は女のコにも大人気の存在になっていったのだ。ブースカに話を戻そう。好物はラーメン、30杯はカルイ。カメが苦手で、決めゼリフは「シオシオのパー」。弟はチャメゴン。人間と共存し、すっかり親密になってしまったおかげで、ウルトラマンも怪獣をだんだん倒しにくくなっていったのではないだろうか、とあの頃を振り返る。だから、ウルトラセブンからは、敵を「宇宙人」や「宇宙怪獣」にしなければならなかったのでは・・。ガメラもきっとそうだった。そんな考察はさておき、怪獣が人間の仲間になったキッカケは、このブースカの可愛さだろう。もはや、原型がイグアナと知っている人は少ないかも。では、バラサ、バラサ。

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