タイガーマスクという善意の覆面は、今年も現れるか? | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

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TOKYO MX TVで金曜の夜、アニメ「タイガーマスク」が再放送されている。タイガーマスクと聞いて、このアニメを思い出す世代はいくつくらいだろうか? 1981年に実際のリングで活躍したプロレスラーの初代タイガーマスク(佐山サトル)世代や、さらに2代目、3代目のファンもいると聞く・・。もともとは、1968年に連載が始まったプロレスマンガだった。「巨人の星」、「あしたのジョー」に並ぶ梶原一騎原作の3大マンガと称されているけれど、先の2作が少年マガジンに連載されたのに対し、タイガーマスクは月刊「ぼくら」というもう少し幼い対象作品だった。それでも、虎の穴という名の組織や覆面の持つ多面性など、その創意とスリルにグイグイ引き込まれていった。やがて、月刊「ぼくら」から、週刊「ぼくらマガジン」に一新して連載、さらに71年には少年マガジンと統合。結果的には少年マガジン史に輝くスポコンマンガの名作となったのだ。写真は、当時のタイガー人気を象徴した覆面レスラーのソフビ人形の広告。あれから40余年。今年も伊達直人の名を借りて、「善意のランドセル」は贈られるだろうか?

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