ほんわかクレージーなクリスマス、それが昭和な幸せ。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

$昭和を話そう、BOSSのブログ。-たのしいクリスマス

今年もまもなくクリスマス。そこで、こんな1枚のソノシートはどうだろう。「ピーナッツとクレージーのたのしいクリスマス」というタイトルからして、ズバリ昭和なのだ。リリースされたのは、クレージーキャッツとザ・ピーナッツが大人気の60年代。私はクレージーの中でも植木等が大好きで、幼少期「スーダラ節(61年)」を歌っては、コタツの上に乗って家族の喝采を独り占めしていた。ピーナッツも、これまた61年放映の「モスラ」に登場。同じ時期から日テレ系の「シャボン玉ホリデー」で共演し、クレージーもピーナッツも超がつく人気スターになっていった。その当時はまだ、外でクリスマスを祝うなんて贅沢はなくて、家の中で♪ジングルベルを聴きながら、バタークリームのケーキを食すのが基本的な過ごし方。そんな中、だからして、このソノシートは実にお宝だったのだ。ただでさえ楽しいクリスマスに、さらに人気スターが共演して歌うわ、笑うわのどんちゃん騒ぎ・・。年に一回、そんな日を親たちも許してくれた。昭和には、そんな幸せがたくさんあった。因みに、このソノシートは280円、幸せはプライスレス。

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